これで経営の実力がわかる!ROE(アールオーイー)とは?

今日はROEについて。
ROEとはReturn on equityの略。

Equity(株主資本)に対するリターンの意味です。
投資で、「この買おうかな〜、どうしようかな〜」というときによく見られる数字です。

日本語だと、ROEとは「株主資本利益率」といわれます。

株を買おうとするときには、何よりもまず四季報を買うことをオススメしますが、それらを開いていろいろな企業のROEをチェックするとどの企業の経営が「上手い」かがわかります。

ROEの計算式は?

ROEは「株主資本」を「税引利益」で割ることで求めることができます。

例えば、10,000円の元手を使ってA君が3,000円を稼いだら、ROEは30%となります。

同じ3,000円を稼ぐのでも、B君が元手が100,000円つかっていたらROEは3%となるので、A君の方が少ない元手で多く稼げるということになります。

ちなみに、ROEは「BPS(1株当たりの純資産)」から「EPS(1株当たりの利益)」を割ることでも求めることができます。

こちらの方がなにかと使うかも。
企業が長期的に高成長を続けるためには、高いROEは欠かせないとバフェットは考えています。
水準は15%以上が一つの目安とされています。

 

S&Pの過去のROEデータを見てみる

ちなみにS%P500の過去のROEのデータは以下です。

過去5年の平均ROEは14.43%です。

競合他社やS&PのROEを基準に気になる銘柄のROEと比較検討すると「どのくらい経営がうまいか」が手に取るようにわかります。

四季報を買ったら是非ROEチェックしてみてください。

 

今井バフェット

今井バフェット株式長期投資家

投稿者プロフィール

株式に長期投資をしている36歳。

節約をして限界まで可処分所得を減らし、種銭をつくり、株を買い増している。
年間300万円の貯金で年利8%の運用が目標。

投資スタイルはバイ・アンド・ホールド。一度買ったらずーっと売らないつもり。
目標資産、まずは1,000万円!(→2020年達成)
次は、3,000万円!(→2021年達成)

46歳で資産1億円をめざす。

近視眼的な投資では理性を失い、結果としてお金と時間を失う
(ウォーレン・バフェット)

(詳細な資産推移はこちら)

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