ミャンマーの生活には欠かせない!日本には無いユニークなサービス「Yangon Door2Door」とは!?

こんにちは。ミャンマー在住の富田博之です。

ミャンマー在住1周年

私は今月でちょうどミャンマーにきて1年になりました。

こちらに住み始めた当初は、便利すぎる日本と比べるとまったく異なる生活に、戸惑うことばかりでしたが、今では苦手だったミャンマー料理も食べて、不便だけどのんびりした生活にも適応し、すっかりローカル化してしまいました。w

とまあ私の話はさておき、今日はミャンマーのユニークなスタートアップについて、ご紹介したいと思います。

激化する飲食事情と渋滞と雨

私が今住んでいる、国内最大の都市ヤンゴンでは、この1年で数え切れないくらいの飲食店が乱立し競争が激化しています。

例えば在留邦人数は2000人弱のところ、日系の飲食店だけで100店舗から150店舗。
消費者としてはどんどん便利になるので有り難い話ですが、日中の市内は渋滞が多い上に、7月は雨期真っ盛り。

日本からだとなかなか想像がつかないかもしれませんが、こちらの雨はバケツをひっくり返したような豪雨で、一瞬ではなく数時間毎に降り続けるような性質の雨です。

そういった状況なので、ちょっとお昼ご飯を食べるのも、億劫になってしまうことがあります。

そんな時に私が最近しょっちゅう使っているサービスがこちら。
その名も「Yangon Door2Door」。

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自転車で出前!?市内の人気店の食事がオフィスや家で楽しめる

ロゴに注目してもらうと分かると思うのですが、Yangon Door2Doorは「自転車」で市内の人気店の料理を、オンラインで注文できて、デリバリーしてくれるサービスです。

なぜ自転車かというと、意外と思われるかもしれませんが、ヤンゴン市内に限り原付、バイクの乗り入れは禁止されているからです。

逆に車だと渋滞は日中は酷いので、配達員がお店から料理をピックアップして、利用者に届けるまでの時間が非常にかかってしまうことが予想されます。

そんな事情からこのサービスを考えた人は、配達手段を「自転車」にしたようです。

この写真は偶然、市内の人気店の料理をピックアップしに現れた配達員の写真です。

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とはいえ自転車だと人力なので、どうやってオペレーションを組んでいるのか気になるところですが、早い時は注文してから1時間以内で出前してくれます。

さきほどミャンマー料理を食べていると言っておいてなんですが(汗、私がよく利用しているのは大阪王将です。

不便を解決してくれるスタートアップが今後も続々と生まれる予感。新興国ミャンマーが熱い!

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このユニークな自転車出前サービスは、国内のスタートアップのイベントでトップ3になっています。
脆弱なインフラ事情を筆頭に不便さを感じるからこそ、その問題を解決して便利にしようというサービスが、これからもどんどん出てくることは間違いありません。

これからも新興国ミャンマーの動向を、ぜひメディア等で追ってみてください。

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富田博之

富田博之ミャンマー現地採用/支社長代理

投稿者プロフィール

86世代。東京都生まれの埼玉県所沢市育ち。

大学4年時に1年休学し、バックパッカーとしてアジア・アフリカ・中東を放浪。
大学卒業後は都内の東証一部上場の商社に5年間勤務。

新卒就職活動時に感じた、「働く国がなぜ日本じゃないといけないのか?海外で働くという選択肢がもっと当たり前になっていても良いんじゃないか?」という問題意識から、前職を退職後に日系IT企業に転職。

同時に2015年7月から、ミャンマーの都市ヤンゴンで、支社立ち上げ業務に従事。

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