ビットコインとFX!マネーパートナーズグループの今後の株価を分析

気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。

今回はマネーパートナーズグループ【8732】の株価を分析。そして今後を予想していきます。

マネーパートナーズグループとはどんな会社?

マネーパートナーズグループは、インターネットを通じ顧客にFX(外国為替証拠金取引)を提供しています。また同社は自己勘定取引も行っています。

「マネパ」の愛称で知られています。

2015年7月にはアメリカの大手ビットコイン取引所Kraken(クラーケン)との業務提携に係る基本合意に関するお知らせを発表し世間を賑わせました。

今もっともビットコインに近いFX会社といわれています。

そんなマネーパートナーズグループ、現在の社員数は98人です。
社長は奥山泰全氏です。

現在の株価は?

現在の株価は378円前後です(2018年7月)。
取引単位は100株なので、37,800円程度でマネーパートナーズグループの株を所有することが可能です。

このくらいの金額なら気軽に投資できますね。

マネーパートナーズグループのPER(株価収益率)は、現在16.7倍です。
15倍前後という「高すぎず、そこそこ安い」良い割安感の数値です。

配当利回りは2,12%です。

日本株の中ではそこそこあります。

マネーパートナーズの過去の長期チャート

 

途中大きく尖っていますが、それいがいは緩やかな上昇トレンドです。

最高値は2016年の3月の1132円です。

これは、「フィンテック」が株式市場でテーマ性を帯びるなか、2016年3月に政府が「ビットコイン」など仮想通貨に対する規制を盛り込んだ銀行法および資金決済法改正案を閣議決定し、仮想通貨に対し貨幣としての機能を認めたことで物色人気を加速させました。

仮想通貨に関しては、今井バフェット一家言(いっかげん:その人独特の意見や主張のこと)もっているので良きタイミングでブログなどで想いを綴りたいと思います。

一方の安値は2012年の112円です。

ちなみに直近1年のチャートはこちら

 

2018年5月に盛り上がってそこから急降下しています。

7月に入り底を打ったように見えます(あくまで見えるで今後どうなるかはわかりませんが)。

マネーパートナーズグループの売上高は?

 

うーん、横ばいです。
売上は60億円前後なので、中堅企業といったところですね。

マネーパートナーズグループのEPS(1株当たりの利益)の推移です

 

山を描いています。
FY2016から下落しているのであまり良くはありません。

BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう

 

こちらはキレイな右肩上がりです。
いい感じですね!

ROE(株主資本利益率)の推移はこちら

ROE(株主資本利益率)は直近5.64%です。
ここ数年をみても合格ラインの10%には一度も届いていません。
この時点で結構投資をする気がなくなってしまうくらい残念です。

マネーパートナーズグループの今後をまとめると

フィンテック分野での期待がかなり高まっている銘柄です。
ただ、数字を見るとBPSの伸び率だけであまり魅力的にはうつりませんでした。

こういった銘柄はサクッと潰れるリスクもあるので、あくまで損してもいいかくらいの気持ちでやって下さい。

日本株にはもっと皆さんの大事な資産を投資するのにふさわしい「ザ・優良株」が隠れています。
そういった銘柄を一緒に見つけていきましょう!

今井バフェット

今井バフェット株式長期投資家

投稿者プロフィール

株式に長期投資をしている36歳。

節約をして限界まで可処分所得を減らし、種銭をつくり、株を買い増している。
年間300万円の貯金で年利8%の運用が目標。

投資スタイルはバイ・アンド・ホールド。一度買ったらずーっと売らないつもり。
目標資産、まずは1,000万円!(→2020年達成)
次は、3,000万円!(→2021年達成)

46歳で資産1億円をめざす。

近視眼的な投資では理性を失い、結果としてお金と時間を失う
(ウォーレン・バフェット)

(詳細な資産推移はこちら)

この著者の最新の記事




スクリーンショット 2018-05-05 21.47.24







アーカイブ




ページ上部へ戻る