FX業界の未来は?ヒロセ通商の今後の株価を分析

気になる日本株を分析・予測するコーナー。

ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。

今回はヒロセ通商【7185】の株価を分析。そして今後を予想していきます。

ヒロセ通商とはどんな会社?

ヒロセ通商は、FX(外国為替証拠金取引事業)を行っています。当社は主にインターネットを通じて、FXサービスを提供しています。
またヒロセ通商は為替情報、システム等の為替取引に関わるサービスも提供しています。

ヒロセ通商といえば、FXサービスLION FX(ライオンFX)でいろいろな食べモノをプレゼントすることで有名です。

ヒロセ通商チャーハン

そんなヒロセ通商、現在の社員数は78人です。
社長は細合俊一氏です。

現在の株価は?

現在の株価は2,840円前後です(2018年7月)。
取引単位は100株なので、28万円程度でヒロセ通商の株を所有することが可能です。

うーん、一つの銘柄に30万円前後はちょっと高いですね。

ヒロセ通商のPER(株価収益率)は、現在10.23倍です。
10倍前後割っているので割安です。

配当利回りは、0.92%です。
配当は少ししかありませんね。

過去の長期のチャート

 

まだまだ上場してから歴史は浅い(2016年3月18日)です。
上場以来、しっかりの右肩上がりです。直近少し下げています。

直近1年間のチャート

2017年の後半に底を打ってからはふたたびしっかりと上昇しています。
ヒロセ通商、強いですね。

ヒロセ通商の売上高は?

比較的、上昇傾向と言っていいのかもしれません。
わるくはありません。

ヒロセ通商のEPS(1株当たりの利益)の推移です

こちらも、キレイではありませんが右肩上がりです。
淘汰が進むFX業界でしっかりEPSを伸ばしているのはさすがですね。

BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう

こちらはキレイな右肩上がり。
いいですね。

ROE(株主資本利益率)の推移はこちら

ROE(株主資本利益率)は直近28.69%。
日本株の中でもトップクラスのROEです。素晴らしいです。

ヒロセ通商の今後をまとめると

上場したばかりでまだまだデータが少ない銘柄ですが、低PERで各数字の伸びも良好でした。

ただ、上場したとはいえ売上高も年間で80億円に満たない程度の小さい会社です。
他の日本の大企業とは安定性が全然違います。

さらに事業もFXがメインです。
FXは、レバレッジ規制が進み業界全体が厳しくなっている事業です。
もし、投資をするならそういった不安定な側面を持つ会社と認識した上で投資をしましょう。

数字はわるくないのですが、個人的にはほしいと思える銘柄ではありませんでした。

今井バフェット

今井バフェット株式長期投資家

投稿者プロフィール

株式に長期投資をしている36歳。

節約をして限界まで可処分所得を減らし、種銭をつくり、株を買い増している。
年間300万円の貯金で年利8%の運用が目標。

投資スタイルはバイ・アンド・ホールド。一度買ったらずーっと売らないつもり。
目標資産、まずは1,000万円!(→2020年達成)
次は、3,000万円!(→2021年達成)

46歳で資産1億円をめざす。

近視眼的な投資では理性を失い、結果としてお金と時間を失う
(ウォーレン・バフェット)

(詳細な資産推移はこちら)

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