気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回はユニ・チャーム【8113】の株価を分析。そして今後を予想していきます。
ユニ・チャームとはどんな会社?
ユニ・チャームは、生理用品やベビー用品を製造・販売している会社です。主製品には幼児・大人用紙おむつ、大人用失禁製品、家庭用クリーニングシート、化粧品用パフ、ウェットティッシュなどがあります。また、同社は子会社にてペットフード、ペットトイレタリー製品の製造・販売も行っています。
ベビーケア、フェミニンケア、ヘルスケア関連製品でアジア1位のシェアを誇っています。
海外売り上げ比率は6割を超える。
以下はWikipediaより引用
タンポンやナプキンなどの生理用品や紙おむつで日本国内のトップシェアを誇る。アジア各国へも進出している。生産は子会社が担当している。ベビー用品は成長が鈍化しつつあるが、介護用の成人用おむつやペット関連事業が成長している。2006年(平成18年)7月にエフティ資生堂(資生堂の連結子会社)の生理用品事業を買収。資生堂とはその他の分野でも戦略的提携を目指しているとされる。
2006年(平成18年)3月期の連結売上構成はベビーケア関連製品40.4%、フェミニンケア関連製品22%、その他22.2%、ペット関連11.2%、その他4.1%となっている。
旧社名は「大成化工」。社名の由来は、大きな成長と成功を願い「大成」、社会が必要とする製品を世に出す会社に化ける意味を込め「化工」。元々建材メーカーであった。2002年(平成14年)限りで建材事業からは撤退している。
バブル期の1988年、香川県綾歌郡宇多津町にゴールドタワー(高さ158m)を建設したことで知られるが、2001年(平成13年)9月に運営から撤退している。
そんなユニ・チャーム、社長は高原豪久氏。
現在の社員数は15,757人です。
現在の株価は?
現在の株価は3,362円前後です(2018年7月)。
取引単位は100株なので、33万円程度でユニ・チャームの株を所有することが可能です。
正直、高いですけど日本株だと比較的こんな感じ多いですね。
アメリカだと1株単位で買えるのでアップル株でも20,000円前後で買えてしまいます。
これでは、投資の浸透という点日本は大きく遅れをとっていますね。
個人的に日本も単元株をやめて1株から購入できるようになれば流動性がさらに高まるのになと思います。
(ミニ株とか少額からの投資信託とかありますが、それでも物足りないです)
ユニ・チャームのPER(株価収益率)は、現在35.6倍です。
20倍を超えているのでかなり高めのPERです。割高ですね。
配当利回りは、0.71%です。
ほとんどないですね。
過去の長期のチャート
見ると、高PERも納得の右肩上がりです。
いいですね。
ちなみに直近1年のチャートはこちら
こちらも右肩上がりです。
力強さを感じるチャートです。
ユニ・チャームの売上高は?
こちらは方向感があまりありません。
ユニ・チャームのEPS(1株当たりの利益)の推移です
うーん、キレイな右肩上がりではありませんが、FY2014からしっかり伸びてはいます。
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう
こちらもキレイな右肩上がりではありませんが、比較的堅調に推移しています。
わるくはありません。
ROE(株主資本利益率)の推移はこちら
ROE(株主資本利益率)は直近14.27%。
こちらは合格ラインの10%をしっかり超えておりかなり優秀な数字です。
過去も軒並み高ROEでこれは大きなプラスポイントです。
売上高比率は以下です。
パーソナルケアが9割近くをしめています。
ペットケアも1割程度あるんですね。
流動比率は2.1倍。
こちらは1倍を超えているので問題ありません。
ユニ・チャームの今後をまとめると
内容はわるくはありませんでした。
特に安定した高ROEなのが高評価です。
ただ、PER35倍と割高なのが気になります。
わるくはないですが、個人的にいますぐほしいという銘柄ではありませんでした。日
では、次見ていきましょう。