ベスト電器【8175】の今後の株価を分析

ベスト電器は、2017年6月28日に上場廃止し、7月1日に株式交換によりヤマダ電機の完全子会社となりました。

ヤマダ電器の株価分析はこちらからどうぞ。

さらなる成長はあるのか?ヤマダ電機の株価を分析してみた

 

気になる日本株を分析・予測するコーナー。

ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。

今回はベスト電器【8175】の株価を分析。そして今後を予想していきます。

ベスト電器とはどんな会社?

ベスト電器は、全国で家庭用電器製品、音響・映像機器、情報機器、住宅機器などを販売しています。同社は直営店およびフランチャイズを経営するとともに通信販売も行っています。また、東南アジアでも小売業を展開しています。

以下はWikipediaより引用

株式会社ベスト電器(ベストでんき)は、九州地方を基盤とする日本の家電量販店チェーンストア。
1979年(昭和54年)度から1996年(平成8年)度まで日本で業界シェア1位の家電販売店チェーンだった。
2012年(平成24年)12月13日にヤマダ電機が第三者割当増資を引き受け、正式にヤマダ電機の子会社化となった。
本社は、福岡市博多区千代六丁目2番33号。

そんなベスト電器、社長は小野浩司氏。
現在の社員数は3,512人です。

現在の株価は?

現在の株価は100円前後です(2016年8月)。
取引単位は100株なので、10,000円程度でベスト電器の株を所有することが可能です。

安いですね。
これなら気軽に投資ができます。

ベスト電器のPER(株価収益率)は、現在23.15倍。
僕の一応の目安が25倍以下なのでその最低限の水準はクリアしているもののどちらかというと割高です。

配当利回りは、0.97%です。
気持ち程度といったところ。

上場来の過去の長期のチャート

 

ベスト電器の長期チャート

見ると上場以来右肩下がりです。
多くの大企業と同じく最高値はバブル期の1989年、4,780円。
最安値は2016年の103円です。

ちなみに直近1年のチャートはこちら

ベスト電器直近チャート

こちらも残念なことに右肩下がりです。

ベスト電器の売上高は?

ベスト電器売上高

うーん、株価と同じく売上高も右肩下がりです。
厳しいですね。

ベスト電器のEPS(1株当たりの利益)の推移です

ベスト電器EPS

EPSはここ数年は横ばいです。

BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう

ベスト電器BPS

こちらもあまり芳しくないです。

最後に、ROE(株主資本利益率)は直近3.92%
低いですね。全然よくないです。

流動比率は1.57倍。
こちらも合格です。

ベスト電器の今後をまとめると

売上高も伸びていないですし、なかなか手を出したいと思える銘柄ではないですね。
厳しいようですが、個人的には買いません。

 

今井バフェット

今井バフェット株式長期投資家

投稿者プロフィール

株式に長期投資をしている36歳。

節約をして限界まで可処分所得を減らし、種銭をつくり、株を買い増している。
年間300万円の貯金で年利8%の運用が目標。

投資スタイルはバイ・アンド・ホールド。一度買ったらずーっと売らないつもり。
目標資産、まずは1,000万円!(→2020年達成)
次は、3,000万円!(→2021年達成)

46歳で資産1億円をめざす。

近視眼的な投資では理性を失い、結果としてお金と時間を失う
(ウォーレン・バフェット)

(詳細な資産推移はこちら)

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