気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回はゼニス羽田ホールディングス【5289】の株価を分析。そして今後を予想していきます。
ゼニス羽田ホールディングスとはどんな会社?
ゼニス羽田ホールディングスは、コンクリート二次製品およびヒューム管、コンクリート管、下水道関連コンクリート資材の製造を行っています。
そんなゼニス羽田ホールディングス、社長は塩見昌紀氏。
現在の社員数は473人です。
現在の株価は?
現在の株価は334円前後です。
取引単位は100株なので、33,000円程度でゼニス羽田ホールディングスの株を所有することが可能です。
3万円前後で購入できるので、初心者にも投資しやすいですね。
ゼニス羽田ホールディングスのPER(株価収益率)は、現在6.39倍。
10倍を切っているのでかなり割安です。
配当利回りは、3.42%です。
日本株にしてはかなりの高配当です。
過去の長期のチャート
まだまだ歴史が浅いです。
2度の大きな山を作って、直近では下落しています。
ちなみに直近1年のチャートはこちら
2018年2月下旬をピークに、大きく下落してしまっています。
ゼニス羽田ホールディングスの売上高は?
うーん、右肩上がりとは言えません。
むしろ横ばいですね。
微妙です。
ゼニス羽田ホールディングスのEPS(1株当たりの利益)の推移です
こちらもキレイな右肩上がりではありません。
微妙ですね。
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう
こちらはしっかり右肩上がりです。
素晴らしいですね。
ROE(株主資本利益率)の推移はこちら
ROE(株主資本利益率)は直近14.92%です。
合格ラインの10%をしっかり上回る優秀な数字です。
最後に、流動比率は2.15倍。
こちらも1倍をしっかり超えているので合格です。
ゼニス羽田ホールディングスの今後をまとめると
PERも10倍切っており、配当も比較的高め、BPSの伸びもいいので「わるくはない」銘柄だなと思いました。
ただ、投資したいと思わせる決定打に欠けました。
「そこそこの優等生ではあるけれど…」といったところです。
ただ、3万円以下で買えるので日本株個別銘柄投資初心者にはいいのかもしれません。
気になる方はIRの詳細を見てみて下さい。