高配当!かんぽ生命保険の今後の株価を予想してみた

気になる日本株を分析・予測するコーナー。

ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。

今回はかんぽ生命保険【7181】の株価を分析。そして今後を予想していきます。

かんぽ生命保険とはどんな会社?

かんぽ生命保険は、終身・学資・定期・養老保険などを提供する、生命保険事業を営んでいます。
同社は、2007年10月1日、日本郵政公社が、「持株会社(日本郵政)」と、「3事業会社(日本郵便、ゆうちょ銀行、かんぽ生命保険)」に民営・分社化し誕生。

以下はWikipediaより引用

総資産額において以前業界トップだった日本生命保険を抜き、約114兆円(郵便貯金・簡易生命保険管理機構から委託を受けた簡易生命保険契約を含む)を有する世界最大の保険会社である(2007年時点)。
2014年6月末現在のかんぽ生命単体の保有契約数は生命保険が1215万7988件、総資産35兆1125億円。年金保険は1,233,371件、総資産3兆5226億円となっている(旧簡易生命保険を除く)。平成26年6月末におけるソルベンシーマージン比率は1600%となっている。

この莫大な資産の運用に当たっては、郵政民営化以前は財政投融資(財投機関債)や日本国債の買入れに限定されていたが、民営化後に運用先が緩和された。円金利スワップ(日本国債の金利を対象)などのデリバティブ商品を中心に、国内の社債・株式と不動産証券化商品などをポートフォリオに組み込むようになったが、為替変動リスクが伴う外貨建て金融商品への運用は殆ど行われていない。このため、世界金融危機による世界的な株価と不動産価格の下落によって運用資産の損失を出した各金融機関とは異なり、2008年度決算では383億円の純利益を計上している。

全国を網羅する郵便局ネットワークと、高い知名度やブランド力、顧客基盤が大きな武器です。
女性と中高年層に強い会社です。

2016年3月に第一生命と資産運用や海外提携で包括提携しています。

そんなかんぽ生命保険、社長は石井雅実氏。
現在の社員数は8,480人(連結)です。

現在の株価は?

現在の株価は1,553円前後です。
取引単位は100株なので、15万円前後でかんぽ生命保険の株を所有することが可能です。

20万円以下で買える銘柄です。
社会人であれば、これならなんとか買うことができます。
ただ、日本株って本当に高いですね。アメリカだとアップル株やファイスブック株も2万円くらいで買えてしまいます。

かんぽ生命保険のPER(株価収益率)は、現在11.93倍です。
15倍以下なので、どちらかといえば割安です。

配当利回りは、3.01%です。
日本株としては高配当の部類に入ります。
いいですね。

かんぽ生命保険の過去の長期のチャート

 

上場して間もないのでデータが少ないです(上場日2015年11月4日)。
上場後、大きく下げ、その後は3,000円を超えずに横ばい、直近に再び大きく下げています。

直近1年のチャートはこちら

 

直近大きく下げています。
とうとう2,000円を割り、さらに2019年8月に入り下げが加速しています。
この動きは他の多くの日本株と同じですね。

かんぽ生命保険の売上高は?

 

キレイな右肩下がりです。。。

これだけ見ると、よくないですね。

かんぽ生命保険のEPS(1株当たりの利益)の推移です

 

こちらはしっかり上昇しています。

いい感じです。
売上高が下がっても、EPSが年々増加していけば問題はありません。

BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう

 

キレイな右肩上がりではないですが、比較的堅調です。
いいですね。

ROE(株主資本利益率)の推移はこちら

 

直近のROE(株主資本利益率)は直近5.64%です。
低いですね。
ROEが低いと揶揄されるような「ザ・日本株」です。
10%を継続的に割っているような銘柄に投資をしたいとは思えません。

かんぽ生命保険の今後をまとめると

わるくはありませんが、「これ!」といった魅力はありませんでした。
かなり注目を集めて上場したかんぽ生命保険ですが、個人的に投資をしたいとおもえるような銘柄ではありません。

他にも日本株には良い銘柄がたくさんあります。
次、行きましょう。

今井バフェット

今井バフェット株式長期投資家

投稿者プロフィール

株式に長期投資をしている36歳。

節約をして限界まで可処分所得を減らし、種銭をつくり、株を買い増している。
年間300万円の貯金で年利8%の運用が目標。

投資スタイルはバイ・アンド・ホールド。一度買ったらずーっと売らないつもり。
目標資産、まずは1,000万円!(→2020年達成)
次は、3,000万円!(→2021年達成)

46歳で資産1億円をめざす。

近視眼的な投資では理性を失い、結果としてお金と時間を失う
(ウォーレン・バフェット)

(詳細な資産推移はこちら)

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