「ノスタルジック、昔の日本はまだここにあったのか!」尾道を旅行してみた感想【おすすめカフェも】
- 2016/10/14
- ライフスタイル
今話題の360°全天球カメラ「THETA S」で巡る旅日記。
今回の旅の舞台は広島・尾道です。
岡山市と広島市のほぼ中間に位置しており、瀬戸内海に面し、古くから海運による物流の集散地として繁栄していた。1999年(平成11年)5月のしまなみ海道開通によって四国の今治市と陸路で結ばれ、「瀬戸内の十字路」として更なる利便性の向上が見込まれている。
「坂の街」「文学の街」「映画の街」として全国的に有名である。小津安二郎監督の「東京物語」が尾道で撮影され、大林宣彦監督の「転校生」「時をかける少女」「さびしんぼう」は『尾道三部作』として、若い世代にこの町を有名にした。
尾道ラーメンだけではなく、を感じさせてくれる素敵な街です。
今回は必ず訪れるべき尾道観光のオススメスポットを紹介します。
千光寺公園
尾道を象徴する観光スポットです。
海からすぐにそそり立つ山の上一体が公園になっています。
展望台から眺める尾道水道、対岸に見える瀬戸内の島、坂に沿って広がる街並はまさに絶景そのもの。
ここ尾道でしか出会うことの出来ない特別な景色です。
春には桜も咲き誇り、さらにその魅力に彩りを加えます。
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歩いても登れますが、ロープウェーがあるのでお年寄り・子どもでも簡単に行くことができます。
千光寺
千光寺公園の展望台から「文学の小道」を降りたところにある千光寺。
境内からは尾道の市街地と瀬戸内海の尾道水道、向島等が一望でき、ここから取られた写真がよく観光案内などに使用されています。
千光寺内にある「ぽんぽん岩」は叩くと太鼓のような音がする不思議な岩です。
NHKの朝ドラ「てっぱん」のオープニングにも登場した有名な岩、訪れた際には必ず叩いてみてください。
千光寺新道
千光寺から尾道市街へ降りる坂の小道。
坂の下には尾道水道が見え、海沿いを走る電車と重なるこれまた絵になるスポット。
坂の途中には昔ながらの家を利用したレトロなカフェ等もあります。
また尾道は「猫の街」とも言われ至るところに猫がひなたぼっこしています。
福猫石と呼ばれる石を探しながら歩いてみるのも楽しみのひとつです。
「猫の細道」という路地もあり、猫好きにはたまらない猫の聖地です。
尾道本通り商店街
ここまでは昔から変わらない尾道の定番観光スポットですが、今回みなさんに紹介したいのがこちらです。
尾道本通り商店街は尾道駅から東へ約1.5kmほど続くアーケードの商店街です。
たかが商店街とあなどってはいけません。
昔ながらの商店街の店舗をうまく活かしたお洒落なカフェや雑貨屋さん、飲食店がたくさんあります。
ぶらぶら散策しながら、細い路地裏にある隠れたお店を見つけてみるのも楽しみのひとつです。
今回は気になったお店をいくつか紹介したいと思います。
大和湯
昔ながらの銭湯をそのまま改築した雑貨・カフェのお店。入り口の大きな暖簾が目印です。
あなごのねどこ
商店街の中にあるゲストハウス。
小学校の校舎をモチーフとしており、路地を活かしたその作りは大人でもワクワクしてきます。
尾道浪漫珈琲
レンガ造りの昔ながらの喫茶店。落ち着いた店内に広がる芳ばしい珈琲の香りにそそられます。
おやつとやまねこ
黄色とオレンジのレトロなシェードが目印の手作りプリンのお店。牛乳瓶に入ったプリンは見た目も可愛く女子に大人気です。
チャイサロン ドラゴン
商店街から一本細い路地を入ってところにあるオープンカフェ。
どこか東南アジアの路地を感じさせる作りに魅了されます。
いかがでしたでしょうか。
昔の瀬戸内を感じさせる海沿いの街、坂から見る街並、昭和の面影を残す商店街、日本狭しといえど、同じ雰囲気を体験できる街は他にないのではないかと思います。
尾道でしか感じることのできない空気が、ここにはありました。
尾道に行ったことがないという人は是非一回行ってみてはいかがでしょうか。
特にレトロでお洒落なカフェや雑貨屋が多く、女子旅にはとてもオススメです。