退職金の運用で注意!ゆうちょで売っている投資信託は買うな

今日は投資信託について。

常日頃、銀行やゆうちょなんかで金融商品買わない方が絶対にいいといっています。

ただ、抽象論だけでもなんなので、今日は商品を見てどこがいけないのかを見ていきましょう。

見るのはこれ

ダイワ・US-REIT・オープン (毎月決算型) Bコース(為替ヘッジなし)
http://www.jp-bank.japanpost.jp/kojin/tameru/toushin/search/kj_tm_ts_srch_dwusreit-b.html

とにかく、手数料が高いです。

購入時手数料(申込手数料)
取得申込金額が
500万円未満  ………  2.7% (税抜き 2.5%)
500万円以上  ………  2.484% (税抜き 2.3%)
1千万円以上  ………  2.16% (税抜き 2.0%)
5千万円以上  ………  1.62% (税抜き 1.5%)

退職金が2000万円としたら、2%近くもとられるんですよ?
40万円!

ちなみに、この投資信託、ネット証券で買うともっと手数料は安くなります。
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/fund/detail/?ID=JP90C0003PT3#commission
さらに、インデックス型の投資信託だとこれはまったくかからないです。

この40万円で夫婦でヨーロッパ旅行でもしたほうがよっぽどいいです。

 

さらに高いのがこれ

そして、信託報酬もたかい。

運用管理費用(信託報酬)
年率1.6416%(税抜き 年1.52%)

つまり、毎年利益が出ても出なくても、1.5%は取られていくということ。
1.5%ということは30万円。

この毎年30万円も夫婦で旅行しているほうがよっぽどいい。

安いファンドはたくさんあります。
金融機関に勧められるがままに高い金融商品を買うのはやめましょう。

とくにこれから退職金を運用しようとする方、間違っても金融機関に相談などいくことないよう、忠告します。
「無料」の相談ほど高く付くことはありません。

独立系の有料のファイナンシャルプランナー(FP)なんかに一度相談してみましょう。
ちなみに、ゆうちょの投資信託のランキングがこちら。

スクリーンショット 2015-10-31 17.09.05
http://www.jp-bank.japanpost.jp/kojin/tameru/toushin/fund_ranking/kj_tm_ts_fr_index.html

いずれもおすすめできない投資信託ぞろいです笑
というか手数料が高すぎる。
とにもかくにもまずは、金融リテラシー。
コントロールできるところはコントロールしましょう。

今井バフェット

今井バフェット株式長期投資家

投稿者プロフィール

株式に長期投資をしている36歳。

節約をして限界まで可処分所得を減らし、種銭をつくり、株を買い増している。
年間300万円の貯金で年利8%の運用が目標。

投資スタイルはバイ・アンド・ホールド。一度買ったらずーっと売らないつもり。
目標資産、まずは1,000万円!(→2020年達成)
次は、3,000万円!(→2021年達成)

46歳で資産1億円をめざす。

近視眼的な投資では理性を失い、結果としてお金と時間を失う
(ウォーレン・バフェット)

(詳細な資産推移はこちら)

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