自販機の飲料メーカー、ダイドードリンコ【2590】の今後の株価の見通し

気になる日本株を分析・予測するコーナー。

ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。

今回はダイドードリンコ【2590】の株価を分析。そして見通しを分析していきます。

ダイドードリンコとはどんな会社?

ダイドードリンコは、コーヒーおよびスポーツ飲料、果汁飲料などを製造・販売している会社です。
同社は商品を自動販売機やコンビニエンスストアを通じて販売しています。

以下はWikipediaより引用

他社と比較して自動販売機による売上比率が大きいことで知られ、9割にも達する。
一部の自動販売機には独自のポイントカード機能や、関西弁などで利用者に語りかけるおしゃべり機能など特徴的な機能を搭載している。これは同社の「感謝の気持ちの表れ」で商品購入時、客に楽しんでほしいとの想いから、継続してその環境を提供している。

近年では海外展開も積極的で、2015年9月には高級チョコレート・ゴディバで有名なトルコの大手食品メーカー・ユルドゥズの子会社3社の株式をそれぞれ90%ずつ取得して子会社化している。

2016年1月15日、キリンビバレッジ(キリン傘下)と自動販売機事業で業務提携を結び、同年4月から、ダイドー側の自動販売機で「キリン 午後の紅茶シリーズ」、キリン側の自動販売機で「ダイドーブレンドシリーズ」の相互販売を開始した。

そんなダイドードリンコ、取締役社長は髙松富博氏。

現在の社員数は3,771人です。

現在の株価は?

現在の株価は6,340円前後です。
取引単位は100株なので、63万円程度でダイドードリンコの株を所有することが可能です。

うーん、63万円は高いですね。気軽な投資ができません。

ダイドードリンコのPER(株価収益率)は、現在35.07倍。

30倍を超えているので決して割安ではありません。むしろ割高ですね。

配当利回りは、0.95%です。
配当はほとんどないですね。

ダイドードリンコの株主優待は?

株主優待は、半期に一回保有100株以上保有している株主に3,000円分の商品詰め合わせがもらえます。

ダイドードリンコの株主優待
年2回なので6,000円分ですね。

54万円投資して年間6,000円分なのでまあ、気持ち程度といったところですね。
でもこういうのが年に2回も届くと、やっぱりちょっとうれしかったりします。
6,000円を現金でもらうより、6,000円分のモノをもらう方がうれしさ倍増するときってありますよね。

ダイドードリンコのIR情報

過去の長期のチャート

 

2008年からキレイな上昇トレンドを描いています。

ちなみに直近1年のチャートはこちら

 

2018年の1月にしっかり上昇しその後は高値圏で推移。
直近は少し軟調(下落)な展開となっています。

ダイドードリンコの売上高は?

 

わるくはありません。
比較的堅調に推移しています。

ダイドードリンコのEPS(1株当たりの利益)の推移です

 

こちらはよくないですね。
どちらかというと右肩下がりとなっています。

BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう

 

いいですね。
しっかりと上昇しています。

ROE(株主資本利益率)の推移はこちら

ROE(株主資本利益率)は直近2.89%

…残念です。
多くの日本の大企業と同じく低ROEです。
合格ラインの10%は欲しい僕はこの時点で投資対象から外れました。

最後に流動比率は2.16倍。
こちらは1倍を超えているので問題ないです。

ダイドードリンコの今後をまとめると

パッとしないですね。
各数字の結果も、ROEも。
ただ、長期チャートだけはなかなかいい形だと思います。

日本株は良い銘柄たくさんあります。
次、行きましょう。

今井バフェット

今井バフェット株式長期投資家

投稿者プロフィール

株式に長期投資をしている36歳。

節約をして限界まで可処分所得を減らし、種銭をつくり、株を買い増している。
年間300万円の貯金で年利8%の運用が目標。

投資スタイルはバイ・アンド・ホールド。一度買ったらずーっと売らないつもり。
目標資産、まずは1,000万円!(→2020年達成)
次は、3,000万円!(→2021年達成)

46歳で資産1億円をめざす。

近視眼的な投資では理性を失い、結果としてお金と時間を失う
(ウォーレン・バフェット)

(詳細な資産推移はこちら)

この著者の最新の記事




スクリーンショット 2018-05-05 21.47.24







アーカイブ




ページ上部へ戻る