気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回はセキチュー【9976】の株価を分析。そして見通しを分析していきます。
セキチューとはどんな会社?
セキチューは、群馬県、栃木県、埼玉県でホームセンターを経営しています。主に木材や金物、塗料、園芸、エクステリアなどの住宅関連商品を販売しています。またカー用品やスポーツ・レジャー用品専門店およびメガネ専門店も併営しています。
そんなセキチュー、取締役社長は関口忠弘氏。
現在の社員数は818人です。
現在の株価は?
現在の株価は1,150円前後です。
取引単位は100株なので、11万円程度でセキチューの株を所有することが可能です。
これなら投資初心者でも気軽に買えますね!
(ちなみにセキチュー、以前は1,000株単位で最低でも投資するのに60万円近く必要でした。)
セキチューのPER(株価収益率)は、現在39.54倍。
40倍前後です!かなりの割高ですね!
配当利回りは、1.74%です。
こちらは日本株にしてはそこそこの配当です(高配当まではいかない)。
株主優待は、セキチューなどで使える自社商品券(3000円)がもらえるそうです。
11万円で3,000円なので意外とおいしいですね(優待利回りは約2.7%です)。
過去の長期のチャート
U字を描いています。
2008年に向け下落し、その後は上昇しています。
ちなみに直近1年のチャートはこちら
下落トレンドですね。
去年の後半から順調に下げてしまっています。
セキチューの売上高は?
右肩上がりというよりかはむしろ右肩下がりです。
少しずつ下げてしまっています。
セキチューのEPS(1株当たりの利益)の推移です
FY2017までは右肩上がりだったのですが直近大きく下げてしまっています。
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう
こちらはキレイな右肩上がり。
いいですね。
ROE(株主資本利益率)の推移はこちら
ROE(株主資本利益率)は直近1.59%。
合格ラインには程遠いです。かなりの低ROEです。
これはマイナスポイントですね。
最後に、流動比率は1.14倍。
こちらは1倍を超えているので合格です。
セキチューの今後をまとめると
うーん、いいところがまったく見えませんでした。
無理して買うような銘柄ではないです。
僕は投資対象として興味を示すことができませんでした。
日本株には他に隠れた優良銘柄がたくさんあります。
次、行きましょう。