ドイツ銀行が経営不安で世界大恐慌?そのとき長期投資家はどう対処するべきか?
- 2016/10/13
- 資産運用
- 今井バフェットの1億円への道
最近、ドイツ銀行問題が経済ニュースを賑わせています。
ヨーロッパの最大級の銀行、ドイツ銀行が経営不安で破綻するかもしれないという問題です。
もし、つぶれたらリーマンショック以来の世界恐慌が訪れるともいわれています。
アメリカ大統領選やFRBの利上げなど見通しが不透明で、世界的にリスクオフの流れが進んでいます。
そんな中「早めに株を決済しろ」という声も聞こえます。
こういうとき、皆さんはどうしますか?
世間が不安になっても株は売らない
僕はそのまま保有します。
いいと思った銘柄の業績見通しに変更がない限りは、売ったりはしません。
逆に買い増す準備をします。
一時的に株価が下がったとしても、企業がしっかり利益を出し続ける限りまた上向くと信じています。
大きく下げれば買いましていくだけ。
むしろ、収益を上げるいいチャンスです。
株を短期売買する人が多すぎる
知人に、株をはじめたという人がいます。
「どんな銘柄がいい?」と聞いてくるのでいくつか教えたら、
「さっそく買ったよ」というのです。
でも、2,3日後3%ほど株価が上がったのでどうしているかなと聞いてみたら。
「もう売っちゃった」というのです。
その後も知人はそういった短期売買を繰り返しています。
「あの会社は業績がどうこう」というのに数日で売ってしまってはまったく意味がないです。
あのウォーレン・バフェットも翌日のコカ・コーラの値段などは当てられないといっています。
業績を見てしっかりしているところに投資して少なくとも1年は待たないと業績に連動した株価の上昇という利益は享受できないはずです。
でも、こういう知人が日本の株式市場にはとても多いんだろうなと感じます。
もっと日本にも長期投資家が育てばいい。そう思います。
僕は真の長期投資家でありたいです。
なにより大事なのは投資スタンスがブレないこと
もちろん、売って下げた所でまた買い直せばいいです。
過去のチャートをみれば簡単だが、そんな芸当はものすごく難しい。
やってることは短期トレードと変わらない。つまり投資方針がブレている。
自分で決めた長期投資というルールを守れない人は今後もこういったブレを行い結果として損をする影響が大きい。
はじめからどっしり構えるのがベスト。
だいたいとかくマスコミは不安を煽るのが商売です。
「株価絶好調でハッピーな未来が到来!」というニュースより「株価暴落!!歴史上類をみない投げ売り」というニュースの方がキャッチーで好まれます。
雑音は気にせず、レートの変動も気にせず(むしろウォーレン・バフェットは味方につける)、優良な企業に投資を行っていきましょう。
売るタイミングはむしろ上昇しすぎている時。
買った株価がPER100倍にも200倍にもなって過剰に評価されすぎたら売ってしまいます。
株価ではなく、企業に投資する。
株式投資本来の王道で今後も勝負をしていきたいです。