
気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回はセブン&アイ・ホールディングス【3382】の株価を分析。そして見通しを分析していきます。
セブン&アイ・ホールディングスとはどんな会社?
セブンアンドアイホールディングスは、イトーヨーカ堂、セブンイレブンジャパンおよびデニーズジャパンが株式移転により設立した完全親会社です。
コンビニエンスストア事業およびスーパーストア事業、レストラン事業を中心に企画、管理、運営などを行っています。
セブンイレブンはもちろん、イトーヨーカ堂、デニーズ、セブン銀行などを展開してます。
そんなセブン&アイ・ホールディングス、現在の社員数は58,165人です。
現在の株価は?
現在の株価は3,451円前後です。
取引単位は100株なので、34万円程度でセブン&アイ・ホールディングスの株を所有することが可能です。
34万近いので結構高いですね。
なかなか投資初心者には手を出しづらいかもしれません。
セブン&アイ・ホールディングスのPER(株価収益率)は、現在13.97倍。
15倍前後なので適性ラインです。
配当利回りは、2.85%です。
日本株にしてはそこそこありますね。
頑張って利益を株主に還元しようという姿勢が見られますね。
株主優待は、ありません。
過去の長期のチャート
2006年に大きく盛り上がったあと、下落し低迷を経て再び上昇、
高値圏を推移していましたが直近下落しています。
方向感が読みづらく難しいチャートですね。
一筋縄ではいかなそうです。
ちなみに直近1年のチャートはこちら
しっかりと4,000円にのせてきていたのですが、コロナショックで急落。
3月には3,300円割れまで落ちたのですが、その後は少し反発しています。
セブン&アイ・ホールディングスの売上高は?
キレイな右肩上がりではないのですが、直近は売り上げ6兆円を超えています。
さすがですね。すごいです。
個人的にも、セブンイレブン人生で何回行っただろうというくらい僕も行っています。
セブン&アイ・ホールディングスのEPS(1株当たりの利益)の推移です
FY2017にはガクッと落ちていますが、それ以外は比較的堅調です。
わるくはありません。
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう
こちらは比較的堅調です。
いいですね。
しっかり株主の価値を上げている証拠です。
ROE(株主資本利益率)の推移はこちら
ROE(株主資本利益率)は直近8.38%です。
合格ライン10%は超えられませんでした。
比較的健闘はしている方ですが、毎年今一つです。
残念です。もう少し頑張って欲しいですね。
最後に、流動比率は1.14倍。
こちらは1倍を超えているので問題ありません。
セブン&アイ・ホールディングスの今後をまとめると
全体的に程よくまとまっており、優等生タイプの銘柄です。
個人的には、そこまで惹きつけられるもののなかったので今すぐほしいとまでは行きませんでした。
ただ、日本を代表する大企業であることには変わりありません。
大きく株価を下げれば検討したい銘柄です。
気になる方は四季報などで詳細をチェックしてみて下さい。
【ちょこっと宣伝】追記 今井バフェット、株を1,200万円分買いました。
今回のコロナショックで多くの銘柄が下げました。
2017年11月から投資ブログをピタッと止めていた私。
それは他ならぬ「株価が高水準だった」からです。
そして今回の下落。
優良銘柄が適切な評価をされておらず、「お宝がザクザク」しています。
紛れもなく10年に一度のチャンスです。
そんな中、私も投資を再び再開しました。
貯金1,400万円のうち、ある一つの日本株に1,200万円以上を投資しました。
※2020年6月に入ってからも追加でどんどん買い増しています。
多くのお宝銘柄の中で、さらに埋もれている「これはものすごい!」と感じた銘柄があったからです。
これまで何百と日本株を分析した私が、身銭を切って投資しました。
バフェットはこう言いました。
「賢い人たちは、チャンスが訪れたときに大きく賭けます。オッズが有利なときは大きく賭けるのです。
しかし、そうでないときは賭けません。ただそれだけです。」
今回のコロナショックで資産の80%以上を投じた銘柄とは?
今井バフェットが何に勝負をかけたのか?
理由とともに売買履歴や今後の売買戦略なども詳細に述べています(適宜更新予定です)
もし気になる方はコチラを見て下さい。
ちなみに有料ですが、途中まではタダで読めます。
(追記:すでにお買い上げ頂いた方ありがとうございました。)