富田博之「観光ではわからない!ミャンマーに滞在して驚いた3つのこと」

photo by alchetron

お久しぶりです。ミャンマー現地採用の富田です。

ミャンマーは雨期が終わり、すっかり乾期の気候に突入しました。
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ホテルもハイシーズン価格に切り替わり、ヤンゴン市内では欧米の旅行客を多く見られるようになりました。
雨期真っ只中の7月から働き始めた身としては非常に過ごしやすい季節になり、かなりミャンマーにも馴染めています。
もうミャンマーの水にも慣れて新鮮味も減っているかと思いきや、ミャンマーはそんなに浅い国ではありませんw
生活には慣れましたが、まだまだ日本人の私からすると、
「え!?何それどゆこと??」や「あ、あり得ない。。」と思うようなカルチャーショックを日々受けています。

 

その1 朝5時のお祈り

まず真っ先に挙げたいのが朝です。
私は、仏教の寺院とイスラム教の寺院の近くに住んでいるのですが、朝きっかり5時になると(恐らく仏教の方の)寺院からバカでかい音量で朝の祈りのお経が始まります。

最初はたまたまかと思いましたが、これが「毎日」朝5時ということで、最近はその祈りの前に自動的に目が覚める習慣が身につきましたw
日本だと騒音問題として、軽く騒ぎになりそうですが、宗教と生活の距離が近いミャンマーではそうはならないようです。
ミャンマーでは目覚まし代わりなのか?

 

その2 夜22時でも選挙活動

世紀の総選挙(11/8)直前のヤンゴン市内では、選挙活動が最盛期を迎えています。
そんなミャンマーの選挙活動は、日中は勿論のこと夜遅くでも活発に活動しています。
私が知る限り、最も遅い時間で夜22時でも市街地で、元気に候補者か後援者が演説していました。
私は「みんな寝る時間なんだから近所迷惑なんじゃ。。。」と思ってしまいましたが。

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その3 メリーゴーランド、観覧車の動力はなんと「アレ」

先月末に満月の祭り(タディンジュという)ミャンマーで2番目に大きな祭日がありました。
私が行ったお祭りでは、いくつかアトラクションも見ることができました。

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一見よくあるメリーゴーランドなのですが、妙に動きが遅く感じる。
で、一回転するのを待っていると判明。

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なんと「人」が動力源でしたw
これにはぶったまげました。電力事情があるとはいえ、「人力メリーゴーランド」が見れるのは世界広しといえどミャンマーだけではないでしょうか。

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こちらの写真の右後方にある、イルミネーションが綺麗な観覧車。
はい。これも近づいて見るとですね、、

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中心部に活きの良さそうな若者たちがいましたw
先ほどのメリーゴーランドなら地上にあるからまだしも、こっちは空中を高速回転します。
見ているこっちがハラハラさせられましたが、よく見ると観覧車を動かしている彼らも非常に楽しそうに回っていました。

 

最後に番外編

お祭りにはお坊さんの姿もチラホラ。
お坊さんたちもお祭りは楽しむみたいです。

 

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これは射的をされているようで、お二人とも真剣に狙いを定めていました。

カルチャーショックは、まだしばらく続きそうです。

富田博之

富田博之ミャンマー現地採用/支社長代理

投稿者プロフィール

86世代。東京都生まれの埼玉県所沢市育ち。

大学4年時に1年休学し、バックパッカーとしてアジア・アフリカ・中東を放浪。
大学卒業後は都内の東証一部上場の商社に5年間勤務。

新卒就職活動時に感じた、「働く国がなぜ日本じゃないといけないのか?海外で働くという選択肢がもっと当たり前になっていても良いんじゃないか?」という問題意識から、前職を退職後に日系IT企業に転職。

同時に2015年7月から、ミャンマーの都市ヤンゴンで、支社立ち上げ業務に従事。

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