【全ての就活生へ!】これからの社会を渡り歩くために必要なたった1つのこと
- 2016/11/22
- ビジネス
そろそろ就活シーズンですね。
そこで今日は、就活生に向けたちょっとしたアドバイスを書きたいと思います。
就活生ではない30代ビジネスパーソンの方々も、自分はどうだろう?という視点で読んで頂けたらと思います。
今後社会で必要とされる力
おそらく、今の50代以上の人と私たちがこれから先20年経験するであろうことの違いは、「変化の速度」だと思います。
私は、これからの時代、社会で生きていくためには、「変化への対応力」が一番大事なんじゃないかという予測を立てています。
変化に対応する力を身につける方法 その1
では、どうやって変化に対応できる力を身につければいいのでしょうか?
2つあります。
1つは素早く、効率よく学ぶこと。
今の時代は突然スキルが陳腐化します。
例えば、超高性能翻訳機が出来て明日から通訳がいらなくなるなんて可能性が十分にあります。
今やほんやくコンニャクはドラえもんの世界だけではありません。
大きい会社だっていきなりなくなる可能性があります。
もちろん、大企業や公務員になるのは1つの手ですが、そうすると外に出られなくなる可能性があります。
出なくてもいいなら問題ないんですが…
突然スキルが陳腐化すると、何か他のスキルを学ぶ直すハメになります。
すると、例えば40歳になってからもう一度学校に通う姿を想像する必要があります。
その時あなたは楽しみながら学ぶ自分の姿を想像できますか?
学び直しをネガティヴにとらえるのでなく、日々新しいことを学ぶことを習慣づける工夫をするといいんじゃないかと思います。
そうすれば、ちゃんと自分の中に色々なことが貯金できるようになります。
変化に対応する力を身につける方法 その2
もう1つは、変化を楽しめる、変化への適応力。
これは例えば新興国に行ったことなければ行ってみる。
リゾートホテルに泊まるんじゃなくて、柄杓でトイレを流すようなところに泊まってみる。
現地に友達を作ってみる。
そこで、日本ではありえないようなことが起きるわけですが文句を言ってもしょうがないのでなんとかする方法を自分で考えてみる。
または、一年に一度だけすごくいいレストランに行ってみるというルールを決める。
全然違う仕事してる人と会える場に行ってみる。
そういうマインドセットも大事です。
先日、某広告代理店勤務の知人が中洲の寿司割烹のお店を教えてくれました。
とっても美味しいんです。
ただ、スシローだってとっても美味しい。
この差が分かるためにはそういうお店に行ったことがないとわからない。
経験で感度が決まってくると思うんです。
答えを求めるのは危険
ここまで読んで、御託を並べてくれなくていいから答えを教えてくれと思ったあなた、そのマインドセットはこれからの時代かなり危険です。
答えなんてないんです。
変化が激しい時代に、これが唯一の答えなんてものはない。
自分が頑張れるのはこんなことかなという軸を見つけて、社会人のはじめの5年はなんでもいいから1つはスキルを形にして学ぶ力を高める。
私は、軸が見つかったのは30代後半、「ホンモノに本来の輝きを」と表現していますが、すごくいいものなのに正しく評価されていないものを適切な価値に戻す。
例えばフィリピンの講師に、英検一級の試験攻略ノウハウを教えることで日本人講師よりも安く、なおかつ十分な品質の授業を提供する。これも1つの活動です。
他にも、日本の埋もれている観光資源を最大限に活用するとかそんなことはわくわくします。
キャリアの初期では、お金に強い興味があるので、仕事を通じてファイナンスについて幅広く学びました。
MBAバリュエーションやいろいろな本を読みました。
一通り基礎ができると、財務だけでなく、株式投資なんかにも応用が利きますし、オンライン英会話の運営にだってお金の管理は必要です。
ただ、誰もが同じことをすればいいわけではない。
みんながおなじ大学を目指せばいいわけじゃないんです。
どうすると変化に対応する力がつくか?
自分の軸は何か?
そういう視点を忘れないで、いろいろな企業と会ってみてください。
30歳までのキャリアをまとめた私の本もよろしければ是非参考にしてください!