元BCG堀場氏が語る「バリバリ理系だった私が東京芸大に興味をもった理由」
- 2016/12/6
- ライフスタイル
みなさんは、音校と美校の違い分かりますか?
今日は最近読んで面白かった本を1冊ご紹介させて頂きます。
バリバリの理系、いわゆるお受験世代の私には正直全く人生で縁が無かったのが芸術です。
つい最近までは、歴史も興味がもてずにずっとダメでしたがやっと最近は基礎力がついてきました。
そんな私が芸術について知る良いきっかけになったのがこの本です。
音校と美校は何が違うのか?
例えばですが、本の中に出てくるのが音校と美校の違い。
※私程度の中では芸術は1つで人くくりなんですね。
でも、この本を読むとぜんぜん違うことが分かります。
美校はやっぱりものづくり。
学内でみる教授も??工事現場の方??と思うほどの迫力があるとか。
ちなみに学内へも入り易いそう。
音校は、舞台に立つ人たち。
音校に来る人たちは、コンサートなどで舞台に立ちます。
だから立ち居振る舞いも美しい。服装もそうです。
また、楽器はとっても高いので、学校の中でも管理が厳しく敷居が高いとか。
「なるほど。音校と美校は確かに違う。」と思わされました。
また、美校がものづくりと聞くと、スティーブジョブズの言うアートとテクノロジーの交差点なんていうのも、よりしっくりくるような気がしました。
東京藝大にはこんな卒業生もいるんですね。
東京藝術大学卒の女性尺八奏者・辻本好美さん
これらのことは、正直普段あまり芸術に縁の無い私からすると、本書を読まなければ知り得ないことでした。
3ステージからマルチステージへ
これからの時代、教育、就労、引退の3ステージではなく、教育、就労、再度教育、転職、とマルチステージに変わるといわれています。
そんな時代、大学の定義も変わり、学ぶべき内容もどんどん変化していくのではないかと思います。
データサイエンティストがこれほどホットになり、統計学が重要視されるなんて10年前には絶対分かりませんでした。
何が来るか分からない時代だからこそ色々なことを広く知っておくことも大事だなと感じたい次第です。
みなさんも、是非普段あまり読まない本を手に取って読んでみて下さい。
そうすると新たな気づきがあるかもしれません。