ホリエモンが考える「一秒も後悔しない強い生き方」とは?
- 2017/1/5
- ライフスタイル
おはようございます。
細田@ブックグロガーです。
今日も30代ビジネスパーソンにオススメする本をご紹介します。
今日の本はこちら。
ホリエモンの著書。
なんと、25万部も売れているらしい。
そんなに内容が濃い訳ではないのですが、学べることは多くある、良本でした。
ホリエモンについては、人によって好き嫌いが分かれると思いますが、私は本書を読んで、やっぱりすごい人だなぁと感じました。
そこで、いくつか印象に残った部分を抜粋してご紹介したいと思います。
本音で生きる。むしろ、なぜ本音を言えないのか、なぜ本音で生きられないのかの方が、僕にはわからない。
「失敗が嫌だからやらない」
「あとで何か言われそうだから言わない」
「嫌われたくないから突っ込まない」
それで何かいいことがあるだろうか。
あなたは本音で生きているだろうか。
自分が考えたことを伝え、自分が心からやりたいことに没頭し、そして自分の心に真摯に向き合っているだろうか。
時間は誰にとっても有限だ。
先のことが不安で尻込みをしているくらいなら、その場しのぎの言い訳はやめ、今すぐにでも1歩でも先に動いた方がいい。
きちんと自分の足で人生を切り拓いていきたいのなら。
誰かに自分の人生の決定権を渡したくないのなら。
どうしたら本音で生きられるようになるのか。
僕は次のことが大事ではないかと思っている。
1.言い訳をしないこと
2.バランスをとろうとしないこと
3.「自意識」と「プライド」を捨てること
多くの人は「結果」ばかりを見て、「あの人は天才だ」「あいつは才能がある」というが、努力し続けることで、優れた結果を出す人はたくさんいる。
結局、「自分は凡人だから」と言ってしまった時点で、「自分は今のままでいい」「努力したくない」と言っているようなものだ。
どうせ言うなら、せめて努力してから言うべきだと思う。
大体「やり方がわからないからできない」と言う人ほど、「それをやるためのコツはないですか?」と聞いてくる。
はっきり言って、そんなものはない。
ただ努力すること、努力を続けること。
どれだけ準備をしていても、人はすぐあれこれと言い訳をしてやめてしまう。それがどれだけもったいないことか。
言い訳をやめると、本当にすっきりする。
すぐに体が動くようになる。
人間関係や職場に「安定」を求めると、人間はダメになっていく。
打てる手を探そうともせず、ただ現状に対する愚痴をこぼすだけの人間を僕は「オヤジ」と呼んでいる。
中高年であってもオヤジでない人はいるし、二十代で早くもオヤジになっている人も多い。
とにかく、自分がそんなオヤジになっていないかどうか、振り返ってみてほしい。
最適な睡眠時間は人によって違うだろうが、僕の場合は最低でも7〜8時間はとりたい。
まとまった時間をとれないというのなら、昼寝の時間を確保するなり、移動中に寝られるように工夫すべきだ。充分な睡眠時間をとることによって、起きている間の生産性を高めることができる。
きちんと寝ることは、時間の節約でもあるんだ。
毎日脳にインプットをする情報量が、閾値を超えると、脳の中で情報のネットワークが生まれて、なんらかのアウトプットを発するようになっているのかもしれない。
外国語の音声が流れ込んでくる環境に身を置いていると、少しずつ言葉を覚えていく。
たくさんの言葉に接することによって、脳の中で言葉と言葉が組み合わさってアウトプットかま生まれる。
人間の脳は、流れ込んでくる膨大な情報からなんらかの意味を取り出すことに長けているのかもしれない。
日々の習慣として「考えること」を繰り返すこと。
スマホが使えなくても、数秒しか時間がなくても、考えることはできる。考えることはなんだっていい。
今はやればなんでもできる夢のような時代だ。確かに、世界には悲惨な状況ひ置かれた国は多いが、少なくとも日本はそうではない。
社会が安定していて、あらゆる面で高度なインフラが整備されている。
誰もがネットにアクセスできる。
今の日本に生まれたというだけで最初から大当たりを引いたようなものだ。
これらのことからも分かるように、ホリエモンは決して、目新しいことを言っている訳ではありません。
ただ、全てのことについて考え、戦略を練っていることがよくわかります。
つまり、この本のタイトル「本音で生きる」とは、「信念を持つ、しっかりと考える」ということなんだと理解しました。
自分の信念がなければ、本音も生まれませんから。
私もそうですが、「大人になること=言いたいことを言わずに我慢すること」となんとなく思っている人は、是非読むべき本だと思います。
「我慢する」ことが、「何も考えない」ということに変わってしまう前に。