あなたのプレゼンがイケていない理由は「キャッチコピー」が欠けているから
- 2015/11/18
- ビジネス
こんにちは。
これまで、私が主催している勉強会で、多くの人のプレゼンテーションを見てきましたが、なぜか全然印象に残らないプレゼンテーションがあります。
内容はそれなりに詰まっているのに、あとから振り返ってみると、「あの人は、何についてのプレゼンテーションをしていたんだっけ?」と思い出せない。
もし、あなたがプレゼンターで、聞き手にそのように思われてしまったら、とても悲しいですよね。
印象に残るプレゼンにするためのポイントとは?
プレゼンテーションの内容を詰め込んだために、全体の印象がボヤけてしまうことは、よくあることです。
しかし、全ての内容が重要で、何も削れない。
そういう時に有効な方法があります。
それは、プレゼンテーションの内容に「キャッチコピー」をつけることです。
人は何かを記憶する時ラベルを貼る!?
例えば、「現状分析の大切さ」を訴えるプレゼンテーションの場合、
「通常PDCAサイクルが重要と言いますが、それ以上に『現状分析』が大切です。したがって、これからは、R(Research:実態調査・診断) を加えた RPDCA を基本サイクルとして覚えておきましょう。」
このようにすると、聞き手に「あの人のプレゼンテーションでは、確か『RPDCA』について学んだな。」と印象に残り易くなります。
人の脳は、何かを記憶しようとする時、ラベルをつけて記憶するものです。
ただ、「『現状分析』が重要です。」というよりも、『RPDCA』というキャッチコピーのようなものを作り、説明することによって、このキャッチコピーがラベル代わりとなり、記憶し易くなるのです。
今一度、自分がこれからプレゼンテーションで説明しようとしている内容にキャッチコピーをつけられないか、考えてみましょう。
いつまでも、聞き手の記憶に残るようなプレゼンテーションをするためには、キャッチコピーが大切なのです。