フュートレック(2468)の今後の株価を分析してみた

気になる日本株を分析・予測するコーナー。

ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。

今回はフュートレック【2468】の株価を分析。そして見通しを分析していきます。

フュートレックとはどんな会社?

フュートレックは、LSI(大規模集積回路)の設計および開発、製造、販売を行っています。同社の製品には携帯電話の着信音に利用される電子音源発生装置などを含みます。

ちなみに、ヒュートレックではありません、フュートレックです。
(どうでもいいですが。)

そんなフュートレック、現在の社員数は136人(連結)です。

現在の株価とPERは?

現在の株価は706円前後です。
取引単位は100株なので、7万円程度でフュートレックの株を所有することが可能です。

10万円以下で買えるので、日本株の中では比較的買いやすいですね。

フュートレックのPER(株価収益率)は、現在算出できません。

PERが算出できないということは、収益がマイナスということです。
この時点で株価分析ではイヤな予感がします。

配当利回りと株主優待は?

配当利回りは、現在ありません。

フュートレックの株主優待も、ありません。

過去の長期のチャート

 

上場時が一番良い、上場ゴールの典型のような銘柄ですね。

最高値は2005年の4,550円。
一方の上場来安値は2007年の270円です。

東証2部らしい、ものすごい変動幅ですね。

直近1年のチャートはこちら

右肩下がりだったのですが、直近大きく上昇しています。

こんなニュースが出ています。

会社四季報ONLINEより引用

(2018年)9月28日引け後に通貨処理機などを手掛けるグローリー(6457)がTOB(株式公開買付)を実施すると発表し、買い材料視された。

フュートレックの売上高は?

うーん、あまり方向感ないですね。
なんともいえません。

フュートレックのEPS(1株当たりの利益)の推移です

こちらはよくないですね。
マイナスの年度もあります。

BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう

うーん、こちらも微妙ですね。
横ばいといったところ。
キレイな右肩上がりが長期投資に適した銘柄なのですが、フュートレックは違います。

ROE(株主資本利益率)の推移はこちら

ROE(株主資本利益率)は直近-4.23%です。
マイナスです。
これでは話になりません。

最後に、流動比率は7.29倍。
こちらは1倍を超えているので問題ありません。

フュートレックの今後をまとめると

直近急上昇しましたが、数字の伸びもそんなによくなく、キラリと光るものもありませんでした。
特に長期投資をしたいとは思えない銘柄です。

日本株は隠れた優良銘柄がたくさんあります。
次、行きましょう。

今井バフェット

今井バフェット株式長期投資家

投稿者プロフィール

株式に長期投資をしている36歳。

節約をして限界まで可処分所得を減らし、種銭をつくり、株を買い増している。
年間300万円の貯金で年利8%の運用が目標。

投資スタイルはバイ・アンド・ホールド。一度買ったらずーっと売らないつもり。
目標資産、まずは1,000万円!(→2020年達成)
次は、3,000万円!(→2021年達成)

46歳で資産1億円をめざす。

近視眼的な投資では理性を失い、結果としてお金と時間を失う
(ウォーレン・バフェット)

(詳細な資産推移はこちら)

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