気になるアメリカ株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
GE(ゼネラル・エレクトリック)とはどんな会社?
GE(ゼネラル・エレクトリック)とはアメリカに本社をおく世界最大のコングロマリットです。
航空機エンジン、医療機器、産業用ソフトウェア、各種センサ、鉄道機器、発電および送電機器(火力発電用ガスタービン、モーター、原子力)、水処理機器、化学プロセス、鉱山機械、石油・ガス(油田サービス、天然ガス採掘機器、海洋掘削)、家庭用電化製品(LED照明、スマートメーター)、金融事業(法人向けファイナンス、不動産ファイナンス、各種リース、銀行、信販)など幅広い分野でビジネスを行っています。
現在の株価とPERは?
現在の株価は26.89ドル前後です。
取引単位は1株なので、3,000円前後でボーイング(BA)の株を所有することが可能です。
やはり、アメリカ株は安いですね。
世界的な企業であるあのGEがも5千円以下で買えてしまいます。
そして、ゼネラルエレクトリック(GE)のPER(株価収益率)は、現在23.88倍です。
20倍前後なので適正ラインです。
配当利回りと株主優待は?
配当利回りは、3.57%です。
そこそこの高配当です。いい感じですね。
GEの過去の長期チャート
2000年の57ドルをピークにイマイチぱっとしない感じですね。
直近3年間のチャートはこちらです
うーん、こちらもパッとしませんね。
2017年からは結構下げてきてしまっています。
GEの売上高は?
うーん、微妙ですね。右肩上がりではありません。
ゼネラル・エレクトリック(GE)のEPS(1株当たりの利益)の推移です
こちらも芳しくありません。
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう
こちらも微妙です。
FY2013から下げてきています。
ROE(株主資本利益率)の推移はこちら
直近のROEは9.39%です。惜しくも合格ラインの10%には到達していませんが、日本株の水準から考えると高ROEです。
アメリカ株は20%とか普通にあるのでちょっと感覚がマヒしてしまいそうです。
最後に流動比率は1.85倍です。
こちらも問題ありません。
ゼネラル・エレクトリック(GE)の今後をまとめると
誰もが知ってる世界的な企業です。
ただ、各数字の伸びはイマイチでした。
伸び悩んで株価も下がっている今が意外とチャンスなのかもしれません。
株価がもっと下がり、PERが15倍を切るようなことがあれば真剣に購入を検討しています。
それまではジッと待ちます。