気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回は日本電産(6594)の株価を分析。そして見通しを分析していきます。
日本電産(6594)とはどんな会社?
日本電産は精密小型モータ製造世界最大手です。
HDDやODD(DVD・ブルーレイ等)用モータが主でファンモータも手掛けています。
また、自動車・家電用モータを成長分野と位置づけ注力しています。
M&Aにも積極的で、液晶基板搬送用ロボットやカメラシャッターの各世界最大手メーカーをグループ会社に持っています。
ちなみに、精密小型モーターの開発・製造において世界一のシェアを持っています。
スゴイですね。
そんな日本電産(6594)、現在の社員数は105,873人です。
知名度はそこまでないものの日本を代表する大企業です。
現在の株価とPERは?
現在の株価は8,222円前後です。
取引単位は100株なので、82万円前後で日本電産(6594)の株を所有することが可能です。
うーん高い!一つの銘柄に80万円超えは高いです。
気軽に買いづらいですね。
いわゆる「値がさ株」というやつです。
そして、日本電産(6594)のPER(株価収益率)は、現在40.30倍です。
40倍を超えています。かなり割高ですね。
配当利回りと株主優待は?
配当利回りは、0.72%です。
配当、そんなにはありませんね。
そして、日本電産の株主優待は「日本電産サンキョーオルゴール記念館すわのね 無料入館リーフレット」です。
2017年3月7日に新しく発表されました。
長野県諏訪郡にあるこの施設の無料券だそうです。
うーん、入場料はもともと1,000円くらいだそうなので優待欲しさに投資ということはないでしょう。
過去の長期チャート
長期で見ると、右肩上がりの形をしています。
特に直近の盛り上がりには目を見張るものがあります。
ちなみに直近1年のチャートはこちら
コロナショックで大きく下げていますが、その後しっかり回復しています。
回復力が高めの銘柄ですね。
日本電産(6594)の売上高は?
いいですね。
比較的堅調です。
日本電産(6594)のEPS(1株当たりの利益)の推移です
こちらはFY2018をピークに下げてきてしまっています。
あまりよくないですね。
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう
こちらは堅調です。
わるくありません。
ROE(株主資本利益率)の推移はこちら
ROE(株主資本利益率)は直近6.3%です。
直近はコロナで仕方がないとして、それまでは10%をしっかり超えている高ROE体質の企業です。
元々の実力はしっかりと備わっている優良企業です。
最後に、流動比率は1.33倍。
こちらは1倍を超えているので問題ないです。
日本電産(6594)の今後をまとめると
数字がよく、優良企業でした。
こういう会社が日本を、そして世界を支えているんですね。
だからこそといいますか、やっぱりPERは高め。
割高です。
大きく下げるようなイベントにつられて下げたらしっかり買いたいですね。
日本電産、良い銘柄です。
気になる方は四季報などで詳細調べてみて下さい。
【ちょこっと宣伝】追記 今井バフェット、株を1,200万円分買いました。
今回のコロナショックで多くの銘柄が下げました。
2017年11月から投資ブログをピタッと止めていた私。
それは他ならぬ「株価が高水準だった」からです。
そして今回の下落。
優良銘柄が適切な評価をされておらず、「お宝がザクザク」しています。
紛れもなく10年に一度のチャンスです。
そんな中、私も投資を再び再開しました。
貯金1,400万円のうち、ある一つの日本株に1,200万円以上を投資しました。
※2020年6月に入ってからも追加でどんどん買い増しています。
多くのお宝銘柄の中で、さらに埋もれている「これはものすごい!」と感じた銘柄があったからです。
これまで何百と日本株を分析した私が、身銭を切って投資しました。
バフェットはこう言いました。
「賢い人たちは、チャンスが訪れたときに大きく賭けます。オッズが有利なときは大きく賭けるのです。
しかし、そうでないときは賭けません。ただそれだけです。」
今回のコロナショックで資産の80%以上を投じた銘柄とは?
今井バフェットが何に勝負をかけたのか?
理由とともに売買履歴や今後の売買戦略なども詳細に述べています(適宜更新予定です)
もし気になる方はコチラを見て下さい。
ちなみに有料ですが、途中まではタダで読めます。
(追記:すでにお買い上げ頂いた方ありがとうございました。)