日本株でおトクな株主優待と配当を紹介するコーナー。
今回はランシステム[自遊空間](3326)についてです。
残念ながら、ランシステムは、2020年1月30日に、株主優待制度の廃止を発表しました。
ただ、株主優待ではなく、配当金によって利益還元を行うことに方針変更し、1株当たりの配当金を10.0円から1株当たり15.0円に変更することを同時に発表しています。
以下の株主優待の内容は、従来の内容となります。
配当については内容を更新しています。
ランシステム[自遊空間](3326)の株主優待の内容
まずは、ランシステムの株主優待の内容です。
ランシステムの株主優待は、①漫画喫茶「自遊空間」の優待券、②QUOカード、③全国共通お食事券ジェフグルメカード、の中から好きなものを選べます。
①は、漫画喫茶「自遊空間」で使える500円優待券が、100〜200株だと6枚(3,000円分)。
300〜400株だと10枚(5,000円分)。
500株以上だと20枚(10,000円分)もらえます。
②は、1,000円分のQUOカードが100〜200株だと1枚(1,000円分)。
300〜400株だと2枚(2,000円分)。
500株以上だと3枚(3,000円分)もらえます。
③は、全国35,000店舗の加盟店で使える食事券「ジェフグルメカード」500円分が100〜200株だと2枚(1,000円分)。
300〜400株だと4枚(2,000円分)。
500株以上だと6枚(3,000円分)もらえます。
「自遊空間」の利用料金は、例えば新横浜駅前店の場合、30分270円なので、100株持っていれば、5時間以上も優待券で利用できることになります。
また、パック料金だと12時間で2,880円なので、優待券を使えば半日利用することができます。
近くに「自遊空間」がある方には、嬉しい優待ですね。
また、近くに「自遊空間」が無い方でも、QUOカードやジェフグルメカードが選べます。
ただ、100株だとたったの1,000円分なので、あまりお得ではありません。
そもそもランシステム[自遊空間](3326)とはどんな会社?
ランシステムは、東京都豊島区に本社を構え、「スペースクリエイト自遊空間」を展開している会社です。
2004年にジャスダックに上場しました。元々は、現在の代表取締役 田中千一氏が個人でレンタルレコード店を開業したことが始まりのようです。
現在は、直営店68店舗、FC店108店舗を展開するまでに発展しています。(参考:ウィキペディア)
ランシステム[自遊空間](3326)の株主優待はいくらで購入できる?
現在のランシステム[自遊空間](3326)の株価は、540円(2020年4月時点)ですので、100株だと「約5万円」で購入できます。
ただで優待だけ受け取ることのできるクロス取引の場合は、ランシステム[自遊空間](3326)の株を購入するのに必要な手数料と信用取引の手数料240円がかかります。(SBI証券の場合)
クロス取引についてはこちら
約9万円の投資で3,000円の優待券がもらえるわけですから、優待利回りは3.30%ということになります。
悪くはないですが、ちょっと物足りない気がしますね。
具体的に権利日はいつ?
株主優待は、6月末日に株主名簿に記載されている株主に配布されるようです。
具体的に権利日は2019年6月25日なので、この日までに購入をすれば優待をもらうことができます。
クロス取引(株主優待タダ取り)をする場合、6月25日の権利日の前日の夜に注文をして、権利付与後の6月26日に現渡決済すればOKです。
ランシステム(3326)の配当は?
次に、ランシステムの配当です。
ランシステムの配当利回りは、2.78%です。
約5万円、100株保有すると、年間1,500円。
約25万円、500株保有すると、年間7,500円がもらえます。
なお、配当の基準日は、6月末日です。
具体的には、2020年6月26日に株を保有していると配当金がもらえます。
最後にランシステムの株主優待と配当をまとめてみると
株主優待制度がなくなってしまったのは残念ですが、その分配当が増えているので、配当目当てに投資をするには、悪くない銘柄だと思います。
気になる方はチェックしてみて下さい。