バフェットが「株価の値動きと世界経済を予測しない」たった一つの理由

こんにちは。今井バフェットです。
コロナショックですね。

株価の動きが大きく、投資家は不安を抱えていることかと思います。

株価の動きを予測するなんてムリ

現在こういったショックで株価が急落すると必ず言われることがあります。

「まだ買ってはダメだ。」
「2番底が来る」
「株の買い時は◯◯月だ」

※2番底とは?
最初のショックで下げて底をつけ(これが一番底)、その後反発し再び最初の底あたりまで下げること。
一般的にテクニカル的には買いの絶好のチャンスと言われています。

上記のような意見がSNSやネットニュースなどでさかんに取り上げられています。
(なぜならそういう内容の方が多くの人に見られて広告収入につながるから)

しかし、株価の動きを読むというのはとても難しいです。
特に、株価が下がっている時はどこまで下がっていくのか見極めることもものすごく難しいです。

過去の長期チャートを見れば、「底値で買って天井で売ればこれだけ儲かった!」と皮算用をする方がいますが、
過去のチャートを見るだけと、実際にやるのとでは難易度が天と地ほど異なります。

株価の動きを読むことはほぼムリです。
2番底かくるかどうかなんてわかりません。

ちなみに現在の日経平均株価

これから2番底がくるかもしれないし、そのまま上昇していくかもしれません。
そんなの、誰もわかりません。

経済の予測もムリ

さらに、

コロナショックがいつ収束するのか?
景気停滞はいつまで続くのか?

そういったことを知りたくなる気持ちもわかりますが、それもムリです。
正確に予測することは不可能です。

外銀邦銀問わず、世界中のアナリストが好き勝手に言っていますが、結局の所正確に当てることはできません。

バフェットも「I can’t predict the market(マーケットを予測することはできない)」と言っています。
バフェットは予言者ではありません。

むしろ未来なんて予言する必要はない

むしろバフェットは未来を予言するつもりなんてはなからないのでしょう。

「10日後の株価の値動きや、世界経済の予測などはできない。」
バフェットは不可能なことはしません。

実際にバフェットも「今日や明日、来月に株価が上がろうが下がろうが、私にはどうでもいいのです」と述べています。

あなたが投資しているのは企業

私たちが投資をするのはあくまで企業です。
株価の動きや経済の見通しを探ろうとするよりまずは企業にフォーカスすることがなによりも大切です。

この点、バフェットも、

「株式市場というのは、誰かが、ばかげた値段をつけていないかどうかを確認する場所にすぎません。
私たちは株式投資を通じて、企業に投資しているのです。

至極当たり前のことを言っています。
でも、こういった考えがない人が株式市場には多くいます。

またバフェットはこうも言っています。

株式市場全体の水準はあまり問題になりません。あくまでその企業の状況を見て、投資すべきかどうかを判断します。基本的には、マクロ経済の状況は考慮しません。」

「たとえ誰かが、マクロ経済予測の権威の手による向こう2年間の失業率や金利の予想を教えてくれたとしても、私たちは見向きもしないでしょう。自分たちにも理解できる企業に的を絞り、価格が適正か、経営陣を好きになれるかという点を考慮します。」

最も大切なのは世界経済ではなく、投資先の企業を見ること

大事なことなので何度も言いますが、投資先の企業を見ることです。

その企業が今回のコロナショックを乗り越えて再び力強い成長をするのか?
過去の実績は今後の成長をする上で十分説得力を持つのか?

これが必要かつ十分なことです。

株式投資は明日や1ヶ月後の株価を当てるゲームではありません。
集団により形成された株価(とくにパニック時)をピタリと予測することは不可能です。
不可能なことをする必要がありません。

企業を分析し、その企業が今バカげた価格で売られていれば、買えばいいのです。
さらに、5月も6月もバカげた価格で売られ続ければ、買い増していけばいいのです。

底値で買わなければだめということはありません。
その企業が持っていると思われる価値よりも株価が安いことが大切です。

答え合わせは10日後ではありません。
早くて1年後、または3年後や10年後なのです。

買って、次の日に株価が下がっても慌てる必要はありません。

目先の株価の動きに騙されない

ぜひ目先の株価の動きに惑わされるようなトレード(投機)ではなく、「投資」に目を向けてください。

現在のコロナショックは優良銘柄がバカげた価値で売られています。
いくつかの銘柄はすでに反発して元の水準に近づいてしまったもののあります。

しかし、探せばまだまだ魅力的なお宝はゴロゴロ転がっています。

そんな銘柄をぜひ一緒に探していきましょう。

 

【ちょこっと宣伝】追記 今井バフェット、株を1,200万円分買いました。

今回のコロナショック、多くの銘柄が下げています。

2017年11月から投資ブログをピタッと止めていた私。
それは他ならぬ「株価が高水準だった」からです。

そして今回の下落。
優良銘柄が適切な評価をされておらず、「お宝がザクザク」しています。
紛れもなく10年に一度のチャンスです。

そんな中、私も投資を再び再開しました。
貯金1,400万円のうち、「ある一つの日本株」に1,200万円以上を投資しました。


多くのお宝銘柄の中で、さらに埋もれている「これはものすごい!」と感じた銘柄があったからです。

これまで何百と日本株を分析した私が、身銭を切って投資しました。

バフェットはこう言いました。
「賢い人たちは、チャンスが訪れたときに大きく賭けます。オッズが有利なときは大きく賭けるのです。
しかし、そうでないときは賭けません。ただそれだけです。」

今回のコロナショックで資産の80%以上を投じた銘柄とは?
今井バフェットが何に勝負をかけたのか?

理由とともに売買履歴や今後の売買戦略なども詳細に述べています(適宜更新予定です)

もし気になる方はコチラを見て下さい。
ちなみに有料ですが、途中まではタダで読めます。

最大のチャンス!コロナショックで私が1,200万円全力投資した銘柄

今井バフェット

今井バフェット株式長期投資家

投稿者プロフィール

株式に長期投資をしている36歳。

節約をして限界まで可処分所得を減らし、種銭をつくり、株を買い増している。
年間300万円の貯金で年利8%の運用が目標。

投資スタイルはバイ・アンド・ホールド。一度買ったらずーっと売らないつもり。
目標資産、まずは1,000万円!(→2020年達成)
次は、3,000万円!(→2021年達成)

46歳で資産1億円をめざす。

近視眼的な投資では理性を失い、結果としてお金と時間を失う
(ウォーレン・バフェット)

(詳細な資産推移はこちら)

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