倒産の可能性は?ランドの今後の株価を分析してみた

気になる日本株を分析・予測するコーナー。

ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。

今回はランド【8918】の株価を分析。そして見通しを分析していきます。

ランドとはどんな会社?

ランドは、自社単独及び大型共同プロジェクトによるマンション開発を神奈川県東京都南西部を中心に展開しています。
東京都心での不動産流動化事業も手がけています。

不動産事業を縮小しながら、老人ホーム事業を主柱とした体制へ再構築を進めていたが、有価証券報告書の虚偽記載疑惑で神奈川県警が捜査、13年5月末には老人ホーム事業を売却し撤退しました。
現在は権利関係が複雑な物件の調整や太陽光発電所の流動化などで再生図っています。

そんなランド、現在の社員数は7人です。
かなりの少数精鋭なんですね。

現在の株価は?

現在の株価は13円前後です。
取引単位は100株なので、1300円程度でランドの株を所有することが可能です。

安い!2000円以下で買える日本株はそうそうありません。

ランドのPER(株価収益率)は、現在47.64倍。
こちらは40倍超えているのでかなり割高ですね。

配当利回りは、ありません。

過去の長期チャート

 

おそろしいチャートですね。これ。。
2007年から急落しています。
ちなみに、上場来高値は2007年の2,180円、最安値は2012年の5円です。

直近1年のチャートはこちら

 

カクカクした動きですが、こちらも下落トレンドです。

ランドの売上高は?

 

うーん、よくないですね。

ランドのEPS(1株当たりの利益)の推移です。

 

こちらも「うーん、、」という感じです。
プラスとマイナスを行ったり来たりです。
「手を出してはいけない銘柄」の典型です。

BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう。

 

こちらも右肩上がりではありませんね。
ガチャガチャしています。

ROE(株主資本利益率)の推移

 

直近のROE(株主資本利益率)は8.55%です。
もう、この銘柄になるとROEどうこう以前の問題です。

倒産の可能性は?ランドの今後をまとめると

まったく魅力的なところがなかったです。
「手を出すのは危険な銘柄」であり、長期投資には向きません。

このままでは、今度数年での倒産の可能性もありえます。

日本株には他にいい銘柄がたくさんあります。
気をとりなおして次、行きましょう!

今井バフェット

今井バフェット株式長期投資家

投稿者プロフィール

株式に長期投資をしている36歳。

節約をして限界まで可処分所得を減らし、種銭をつくり、株を買い増している。
年間300万円の貯金で年利8%の運用が目標。

投資スタイルはバイ・アンド・ホールド。一度買ったらずーっと売らないつもり。
目標資産、まずは1,000万円!(→2020年達成)
次は、3,000万円!(→2021年達成)

46歳で資産1億円をめざす。

近視眼的な投資では理性を失い、結果としてお金と時間を失う
(ウォーレン・バフェット)

(詳細な資産推移はこちら)

この著者の最新の記事




スクリーンショット 2018-05-05 21.47.24







アーカイブ




ページ上部へ戻る