おすすめ日本株!TIS(3626)の株価分析をしてみた
- 2021/1/4
- 日本株分析
こんにちは。今井バフェットです。
気になる銘柄を分析し、ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
では、本日も早速分析していきましょう。
こういった流れで説明していきます。
最後までしっかりご覧いただけると幸いです。
ーーーーーーーーーーーーーー
1. 会社の説明
2. 株価、利回り、PERなど
3. チャート
-長期チャート
-短期チャート
4. 売上高
5. EPS(1株あたりの利益) →とくに大事
6. BPS(1株あたりの純資産)→とくに大事
7. ROE(自己資本利益率) →とくに大事
8. まとめ
ーーーーーーーーーーーー
では、まずにTISについて説明していきます。
1.TISについて
(1) 独立系SI大手
(2) 決済向けが強い
(3) 時価総額は5,435億円
TIS(ティアイエス)は、独立系のSI(システムインテグレーター)大手の会社です。
傘下にインテック、アグレックス、クオリカ、AJSなどを擁するTISインテックグループの中核企業です。
クレジットカードなど決済向けが強い。
5G普及をにらみ、AIや強みの決済関連技術生かしてフィンテック領域など育成中。
さらに、ベンチャーへの出資にも積極的。
売上高比率は、サービスIT25%、BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)7%、金融IT26%、産業IT41%、他1%です。
そして比較会社は、
野村証券系SIである野村総合研究所(4307)、
大日本印刷傘下のSI大手である日本ユニシス(8056)、
ITサービス大手のSCSK(9719)です。
気になる方はぜひチェックしてみて下さい。
そして、時価総額は5,435億円です。
時価総額ランクだと、Aランクです。
日本の上場企業では上位ランクです。
2. 株価、利回り、PERなど
では、次に、株価や配当利回りを見ていきましょう。
・株価 2,064円
・PER(株価収益率)18.42倍
・配当利回り 1.69%
・流動比率 2.05倍
株価は2,064円です。
100株単位で売買できるので、206,400円から投資をすることが可能です。
日本株の中では普通です。このくらいはかかります。
次に、PER。株価収益率ですね。
こちらは18.42倍です。
20倍以下なので、一般的な感覚だと適正のラインです。
そして、配当利回り。
こちらは1.69%です。
高配当とまではいえませんが、そこそこはあります。
最後に流動比率。
この会社の流動比率は2.05倍です。
1倍を大きく超えているので会社の安全性についてはクリアです。
3. チャートについて
次に、チャートを分析していきましょう。
あまり深入りせずザックリと説明していきます。
まずは長期チャートです。
いいですね!
キレイな上昇トレンドを長期で描けています。
すばらしいです。
2011年6月には安値218円だったのですが、直近2,440円まで上昇しています。
なんと、11.1倍です!
テンバガー達成ですね。
まだまだ成長しそうな勢いを感じます。
次に、短期チャートを見ていきましょう。
過去1年間のチャートです。
こちらはあまりよくないですね。
コロナショック後の3月23日に安値1,348円をつけ、すぐにしっかり回復しましたが、その後は方向感がありません。
4. 売上高について
では、売上高見ていきましょう!
ちなみに、TISの決算月は3月となっています。
売上高、いいですね。
堅実に右肩上がりで伸びています。
売上高は4,000億円を超えました。
5. EPS(1株あたりの利益)について
次に、EPSを見ていきましょう。
EPSとは1株あたりの利益のことです。
単年度でみるというより、過去数年にわたってチェックします。
そして、過去数年でしっかり右肩上がりでEPSが上昇していれば、利益を伸ばしているということです。
それは優秀な企業と評価できます。
一方、EPSが右肩下がりとなったり、デコボコしていれば要注意です。
長期投資としてそういった会社を検討するべきではありません。
では、見ていきましょう!
こちらはキレイな右肩上がりです。
素晴らしいです。
長期投資の理想とする伸び方です。
6. BPS(1株あたりの純資産)について
次は、BPSです。
BPSとは、1株あたりの純資産のことです。
純資産とは、会社の価値のこと。
つまり、BPSは1株の価値そのものを表します。
では、見ていきましょう。
良いですね。
こちらもキレイな右肩上がりです。
ちなみに、この期間の年平均成長率(CAGR)は、6.5%です。
つまり、年間6.5%ずつこの会社は成長し続けているということです。
7. ROE(自己資本利益率)について
では、ROEについて。
ROEとは、自己資本利益率のことです。
見ていきましょう。
2019年度から合格ラインを超えてきています。
いいですね。この調子です。
ちなみに自己資本比率は63.1%です。
8. まとめ
・キラリと光る優良銘柄!
・個人的にも気になる
では、TISをまとめましょう!
各数字の伸びが良かったです。
今後も成長を感じさせるに十分の実績です。
ROEも合格ラインを超えたのは2019年度からですが、今後もしっかり10%以上を維持できればさらに魅力が増します。
個人的にも気になる銘柄です。
気になった方はぜひIRなどもチェックして検討を行って下さい。