実は優良銘柄! システム ディ(3804)の株価を分析してみた

こんにちは。今井バフェットです。
気になる銘柄を分析し、ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。

では、本日も早速分析していきましょう。

こういった流れで説明していきます。
最後までしっかりご覧いただけると幸いです。

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1. 会社の説明
2. 株価、利回り、PERなど
3. チャート
  -長期チャート
 -短期チャート
4. 売上高
5. EPS(1株あたりの利益) →とくに大事
6. BPS(1株あたりの純資産)→とくに大事
7. ROE(自己資本利益率)  →とくに大事
8. まとめ
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では、まずにシステム ディについて説明していきます。

1.システム ディについて

(1) 特定業種特化のソフトを開発販売
(2) 大学&健康クラブの管理ソフト
(3) 時価総額は103億円

 

システム ディは、特定業種特化のソフトを開発販売している会社です。

大学用と健康クラブ用の管理ソフトが2本柱です。

比較会社は、プロシップ(3763)、日本システム技術(4323)です。
気になる方はぜひチェックしてみて下さい。

そして、時価総額は103億円です。

時価総額ランクだと、Fランクです。

一般的に時価総額が低ければ低いほど、株価が大きく上下する可能性もあり、リスクは高くなりますがリターンも高くなる傾向があります。
時価総額5,000億円の株が10倍になるのは難しいですが、500億円レベルの株価が10倍になるのはそんなに珍しいことではありません。
なのでテンバガーを狙うならDランク以下がおすすめです。

2. 株価、利回り、PERなど

では、次に、株価や配当利回りを見ていきましょう。

・株価 1,601円
・PER(株価収益率)19.57倍
・配当利回り 0.93%
・流動比率 1.54倍

株価は1,601円です。
100株単位で売買できるので、160,100円から投資をすることが可能です。
日本株の中では少ない資金で投資が可能です。

次に、PER。株価収益率ですね。
こちらは19.57倍です。普通ですね。

そして、配当利回り。
こちらは0.93%です。こちらも普通です。

最後に流動比率。
この会社の流動比率は1.54倍です。
1倍を超えているので会社の安全性についてはクリアです。

3. チャートについて

次に、チャートを分析していきましょう。
あまり深入りせずザックリと説明していきます。

まずは長期チャートです。


上場は2006年の4月です。

上場後は大きく下げて、しばらく低迷していたのですが、
2013年頃からしっかりとした上昇トレンドを描いています。

いいですね。
まだまだ成長しそうな勢いを感じます。

 

次に、短期チャートを見ていきましょう。
過去1年間のチャートです。

コロナショックで大きく下げましたが、その後はしっかりと上昇トレンドを描いています。

ただ、直近2020年12月19日をピークに株価が下落しているのが気になります。
75MAをあっさりと割り、2つのMAがデッドクロス(売りのサイン)してしまっています。

4. 売上高について

では、売上高見ていきましょう!

ちなみに、システム ディの決算月は10月となっています。

うーん、直近は売上高を更新していますが、
長期で見るとキレイな右肩上がりではないですね。

5. EPS(1株あたりの利益)について

次に、EPSを見ていきましょう。
EPSとは1株あたりの利益のことです。
単年度でみるというより、過去数年にわたってチェックします。

そして、過去数年でしっかり右肩上がりでEPSが上昇していれば、利益を伸ばしているということです。
それは優秀な企業と評価できます。

一方、EPSが右肩下がりとなったり、デコボコしていれば要注意です。
長期投資としてそういった会社を検討するべきではありません。

では、見ていきましょう!

こちらはいいですね。
しっかりとした右肩上がりです。
グンと伸びています。

6. BPS(1株あたりの純資産)について

次は、BPSです。
BPSとは、1株あたりの純資産のことです。
純資産とは、会社の価値のこと。
つまり、BPSは1株の価値そのものを表します。

では、見ていきましょう。

こちらはキレイな右肩上がりです。
良いですね。
長期投資の理想とする伸び方です。
素晴らしいです。

ちなみに、この期間の年平均成長率(CAGR)は、12.8%です。

つまり、年間12.8%ずつこの会社は成長し続けているということです。

7. ROE(自己資本利益率)について

では、ROEについて。
ROEとは、自己資本利益率のことです。
「会社の自己資本をつかってどれだけの利益を出すことができるか?」という数字です。
ROEは、先程のEPSとBPSでも求めることができます。
ROE = EPS / BPS です。
一般的に10%を超えていれば合格ラインとします。
つまり10億円の元手(純資産)で1億円を稼ぎだせればROE10%なので合格です。

そして、10%を毎年しっかり超えているような企業が我々長期投資家が検討するに値する優良企業です。

見ていきましょう。

いいですね!
2017年度から合格ラインをしっかり超えています。
ROEは高いラインです。

ちなみに自己資本比率は67.8%です。

8. まとめ

・一言で言えば、いい銘柄!
・個人的にも気になる

では、システム ディを総合的にまとめましょう!

売上はともかく、各数字の伸びは良かったです。
今後も成長を感じさせるに十分の実績です。

個人的にも気になる銘柄です。

気になった方はぜひIRなどもチェックして検討を行って下さい。

今井バフェット

今井バフェット株式長期投資家

投稿者プロフィール

株式に長期投資をしている36歳。

節約をして限界まで可処分所得を減らし、種銭をつくり、株を買い増している。
年間300万円の貯金で年利8%の運用が目標。

投資スタイルはバイ・アンド・ホールド。一度買ったらずーっと売らないつもり。
目標資産、まずは1,000万円!(→2020年達成)
次は、3,000万円!(→2021年達成)

46歳で資産1億円をめざす。

近視眼的な投資では理性を失い、結果としてお金と時間を失う
(ウォーレン・バフェット)

(詳細な資産推移はこちら)

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