「正規店」と「ビックカメラなどの家電量販店」どちらで高級腕時計を購入するべきか?
- 2016/8/15
- ライフスタイル
頑張る自分へ・大切な人へのプレゼントに、何かの記念に、旅行の思い出に。
高級時計の購入を決心された方、どこで購入しますか?
時計屋さんと言っても色々有り、正規販売店から時計専門店、最近では家電量販店でもインポートショップとして並行輸入商品が並んでおりますが、一体どこで購入するのが良いのでしょう?
また、メリットデメリットはどこでしょう?
結論から申し上げると、「どこで買っても時計は同じです。」
手に入れようとする時計をどこでどういう経緯で購入しようと、その時計の製造を手がけた工場はブランドの所在地にあり、職人が創り上げた一つの作品です。
そこに付加価値をつけるとするのであれば正規店以外のお店で購入すればサービスは付いてきます。
正規店で購入するのメリットとデメリット
例えば、正規店で購入したとしましょう。
カタログに載っている金額がそのまま提示金額になります。
そしてノベルティ特典もブランドやタイミングによりけり、正規店としての商品紹介や詳しい説明を聞くことができます。
よって、その時計の機能や歴史、オススメポイントの解説など、あなたにあった提案やコーディネートをしてくれるのが正規店です。
アフターメンテナンスも正規店として、しっかり対応してくれます。
正規のサービスを受けると言うことで当然、相応の金額は「娯楽に余裕の持てる人」を対象にしております。
時計専門店や並行輸入店で購入するメリットとデメリット
一方時計専門店や並行輸入店は、商品自体は同じだが値段が安いと言うところです。
正直言ってしまえばこうした並行輸入品も物自体は同じであり、むしろメリットは多いかもしれません。
例えば、家電量販店の場合ポイントカードにポイントが溜まる、あるいは提携クレジットカードを使用してポイントが溜まるなど、ショップならではのプラスアルファが見込めると言う意味ではメリットといえるでしょう。
しかし、量販店の場合は正規店のような接客や詳しい説明はありません。彼らは専門家ではなく、売ることに対する利益が目的だからです。その分確かに安く購入できると言う事です。
時計は「買った後」のことも考える
高級時計には「オーバーホール」という定期的なメンテナンス作業があります。
これは自動車の車検のような感じで、言えばオイル交換や部品交換に近いでしょう。
高級時計の多くは精密な機械でできており、消耗部品やエンジンの汚れを落としオイルを交換してやる必要があります。
正確に時を刻むためにもこのメンテナンスは欠かせません。そこで、高級時計を買うときに気をつけることは「少なくとも3年以上は付き合わなければならない」ことを覚えておきましょう。
オーバーホールの時期は3年が目安(理想)と言われているため、購入後3年~4年経過すると時計の時間が遅れ始めます。
そうするとメンテナンスを行うことになり、メーカーにメンテナンス依頼を行うべくショップへ足を運ぶことになります。
このとき、「購入時の担当者が在籍している」または「ショップが存在している」必要があります。
つまり個人経営で横流しをしているような購入店のアフターフォローは期待してはいけません。
一生その時計と付き合っていく気持ちで、営業担当者もセットでなければなりません。
安価な金額でないだけに、売りっぱなしは考えられません。
ですので、ショップ選びの際は「担当者」がいるかどうか、「お店の規模」は大丈夫か(安心できるところかどうか)、「対応」はいかがなものか。
最終的にはその時計を買っても良いと思えるお店の基準は、自分が満足できるかどうか「直感」で感じることができればそのお店で買うべきでしょう。
安いというのはありがたいことですが、高級時計に関して言えば必ずしも安ければ良いというものでもありません。それなりの「理由」があると言うことになります。
最後に、素人には区別が付かない偽物も流通している時代ですので、「ギャランティー」または「保証書」は最低絶対条件です。
これが無い商品は絶対に購入してはいけません。