気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回はショーボンドホールディングス【2784】の株価を分析。そして見通しを分析していきます。
ショーボンドホールディングスとはどんな会社?
ショーボンドホールディングスは、橋梁・ビルなどコンクリート構造物補修工事の会社です。
1959年に土木建築用接着剤「ショーボンド」を開発しました。
現在、業界最大手の会社です。
「ショーボンド」は土木建築用接着剤の名前だったんですね。
「ショーボンド」のネーミングの由来は、前身の会社名「昭和工業株式会社」にあったそうです。
その会社名の昭和工業の”昭”と接着剤の”ボンド”を併せて「ショーボンド」とネーミングしたんだとか。
そんなショーボンドホールディングス、現在の社員数は863人です。
現在の株価は?
現在の株価は4,575円前後です。
取引単位は100株なので、45万円前後でショーボンドホールディングスの株を所有することが可能です。
うーん、高いですねー。
最近では、10万円前後で購入できる日本株も増えてきたので決してお手頃とは言えません。
ショーボンドホールディングスのPER(株価収益率)は、現在29.36倍です。
30倍近いので少し割高です。
配当利回りは、1.69%です。
日本株の中では普通ですね。
ショーボンドホールディングスの株主優待はありません。
ショーボンドホールディングスの長期チャート
しっかりとした上昇トレンドを描いています。
長期投資が報われる良い銘柄ですね。
直近1年間の短期チャート
2019年の後半からしっかり上昇しました。
そしてコロナショックで急落。
しかし、その後しっかりと反発しています。
回復力がかなり強い銘柄です。
ショーボンドホールディングスの売上高は?
右肩上がりです。
いい感じですね。
売上高は600億円を超えました。
ショーボンドホールディングスのEPS(1株当たりの利益)の推移です。
こちらも右肩上がりです。
いいですね!
EPSが年々右肩上がりに上昇しているのは、長期投資をする上で高評価です。
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう。
こちらもしっかり右肩上がりです。
いい感じです。
ROE(株主資本利益率)の推移はこちら
直近のROEは10.35%です。
合格ラインを超えています!
過去も軒並み10%のライン上にあり、日本株の中では高ROEとなっています。
いいですね!
最後に流動比率は4.16倍。
こちらは1倍を超えているので問題ありません。
ショーボンドホールディングスの今後をまとめると
数字を見ていい会社だということがよくわかりました。
チャートも長期でしっかり伸びており、EPS、BPSの伸びもバッチリです。
さらにROEも合格ラインを超えています。
優良企業ですね。
個人的にも気になる銘柄です。
こんな知らないいい会社がまだまだあるなんて日本株は奥深いですね。
気になる方は四季報やIRなどで詳細チェックしてみて下さい。
【ちょこっと宣伝】追記 今井バフェット、株を1,200万円分買いました。
今回のコロナショック、多くの銘柄が下げています。
2017年11月から投資ブログをピタッと止めていた私。
それは他ならぬ「株価が高水準だった」からです。
そして今回の下落。
優良銘柄が適切な評価をされておらず、「お宝がザクザク」しています。
紛れもなく10年に一度のチャンスです。
そんな中、私も投資を再び再開しました。
貯金1,400万円のうち、「ある一つの日本株」に1,200万円以上を投資しました。
多くのお宝銘柄の中で、さらに埋もれている「これはものすごい!」と感じた銘柄があったからです。
これまで何百と日本株を分析した私が、身銭を切って投資しました。
バフェットはこう言いました。
「賢い人たちは、チャンスが訪れたときに大きく賭けます。オッズが有利なときは大きく賭けるのです。
しかし、そうでないときは賭けません。ただそれだけです。」
今回のコロナショックで資産の80%以上を投じた銘柄とは?
今井バフェットが何に勝負をかけたのか?
理由とともに売買履歴や今後の売買戦略なども詳細に述べています(適宜更新予定です)
もし気になる方はコチラを見て下さい。
ちなみに有料ですが、途中まではタダで読めます。