ペプチドリーム【4587】の今後の株価を分析してみた

気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。

今回はペプチドリーム【4587】の株価を分析。そして見通しを分析していきます。

ペプチドリームとはどんな会社?

ペプチドリームとは、東京大学発のバイオベンチャー企業です。
産学連携による創薬研究開発を行うっています。

特殊環状ペプチドを創製する独自技術、PDPSを使い医薬品候補物質を探索しています。

国内外の製薬企業との医薬品候補物質の共同開発や、自社創薬を展開しています。

特に契約した製薬企業とは、下記の様なビジネスモデルを構築しています。

契約初期に「契約一時金」を受領し、開発の進捗により「創薬開発権利金」や「目標達成報奨金」が入り、製品が上市すると「売上ロイヤルティ」が発生する。このように各段階で収益が生じるビジネスモデルを構築している。

自社創薬はインフルエンザ治療薬開発も推進、さらに特殊環状ペプチド複合医薬開発にも注力しています。

そんなペプチドリーム、現在の社員数は83人です。

現在の株価は?

現在の株価は5,800円前後です。
取引単位は100株なので、58万円前後でペプチドリームの株を所有することが可能です。

うーん、高いですねー。
50万円オーバーは初心者には手を出しづらい銘柄です。

ペプチドリームのPER(株価収益率)は、現在242.27倍です。
なんと200倍を超えています!
超高PERですね。割高にも程があります。

配当利回りは、ありません。

ペプチドリームの株主優待もありません。

ペプチドリームの長期チャート

キレイな右肩上がりです。
長期投資がしっかり報われています。
素晴らしい!

直近1年間の短期チャート

こちらも堅調な動きをしています。
6,000円突破は目前です。

ペプチドリームの売上高は?

キレイな右肩上がりです。
素晴らしい!

ペプチドリームのEPS(1株当たりの利益)の推移です。

こちらは方向感がないですね。
なんとも言えません。

BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう。

FY2016から大きく落ち込んでしまっています。
BPSだけみるとよくないですね。

ROE(株主資本利益率)の推移はこちら

直近のROEは16.22%です。
合格ラインの10%をしっかりと超える高ROEです。
過去のROEも総じて高い水準で、良い経営をしていることがわかります。

最後に流動比率は4.78倍です。
こちらは1倍を超えているので問題ありません。

ペプチドリームの今後をまとめると

売上高の伸びが良く、ROEも高い点は良かったです。
今後の成長に期待して当たれば大きな利益を得る可能性がある銘柄です。

ただ、PERがかなり高く、その他の数字の伸びもよくなかったのでこの先が読みづらい銘柄です。

個人的には現時点で今すぐにほしいと思える銘柄ではありませんでした。

気になる方は四季報などで詳細をチェックしてみて下さい。

今井バフェット

今井バフェット株式長期投資家

投稿者プロフィール

株式に長期投資をしている36歳。

節約をして限界まで可処分所得を減らし、種銭をつくり、株を買い増している。
年間300万円の貯金で年利8%の運用が目標。

投資スタイルはバイ・アンド・ホールド。一度買ったらずーっと売らないつもり。
目標資産、まずは1,000万円!(→2020年達成)
次は、3,000万円!(→2021年達成)

46歳で資産1億円をめざす。

近視眼的な投資では理性を失い、結果としてお金と時間を失う
(ウォーレン・バフェット)

(詳細な資産推移はこちら)

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