近鉄グループホールディングス【9041】の今後の株価を分析してみた

気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。

今回は近鉄グループホールディングス【9041】の株価を分析。そして見通しを分析していきます。

近鉄グループホールディングスとはどんな会社?

近鉄グループホールディングスとは、関西の有力私鉄である近畿日本鉄道、旅行会社であるクラブツーリズムなどを中核とする近鉄グループの持株会社である。

創立は1910(明治43)年。
営業路線距離で国内最長です。
大阪、奈良、京都の主要都市間を結ぶ複数路線に加え、大阪と名古屋、三重を結ぶ路線もあります。
さらに傘下にはバスやタクシー、航空貨物のほか、旅行業KNT−CTグループ、近鉄百貨店などがあります。
商業施設とオフィスからなる「上本町YUFURA」のほか、14年春に複合高層ビル「あべのハルカス」がオープンしました。

あべのハルカスは、横浜ランドマークタワーを抜き、日本で最も高いビルだそうです。

そんな近鉄グループホールディングス、現在の社員数は30,506人です。

現在の株価は?

現在の株価は5,130円前後です。
取引単位は100株なので、51万円前後で近鉄グループホールディングスの株を所有することが可能です。

うーん、高いです。
一つの銘柄を買うのに50万円オーバーとなってしまっています。

近鉄グループホールディングスのPER(株価収益率)は、現在27.36倍です。
こちらは30倍近いのでそこそこの高PERです。比較的割高ですね。

配当利回りは、0.97%です。
配当はあまりありませんね。

近鉄グループホールディングスの株主優待はこちら。
https://www.kintetsu-g-hd.co.jp/ir/yuutai/

乗車券が年間8枚、そして自社グループで使える優待券をまとめた冊子がもらえます。
冊子にはあべのハルカスやロープウェーの割引券があります。

関西でよく近鉄利用される方には魅力かもしれないですね。

近鉄グループホールディングスの長期チャート

典型的な日本株の動きです。
1989年のバブル崩壊から大きく値を下げ、その後は軟調。
2011年で底を打ってからは少しずつですが上昇基調にあります。

直近1年間の短期チャート

こちらはしっかりと上昇トレンドです。
堅調ですね。

近鉄グループホールディングスの売上高は?

横ばいです。
売上1兆2,000億円近辺で、動きがあまりありません。
逆に安定しているともとれます。

近鉄グループホールディングスのEPS(1株当たりの利益)の推移です。

こちらは比較的右肩上がりです。
いい感じです。

BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう。

こちらも右肩上がりです。
意外と(失礼!)いい感じです。

ROE(株主資本利益率)の推移はこちら

直近のROEは9.41%です。
ほぼ合格ラインの10%となっています。日本株の中ではかなり健闘しています。
良い経営をしている証拠です。

近鉄グループホールディングスの今後をまとめると

PERは高く、配当も少ないのでどうなのかなと思っていましたが、数字を見ると良好でした。

優良企業です。

ただ、個人的にすぐ欲しいとまでは思えませんでした。

気になる方は四季報などで詳細をチェックしてみて下さい。

今井バフェット

今井バフェット株式長期投資家

投稿者プロフィール

株式に長期投資をしている36歳。

節約をして限界まで可処分所得を減らし、種銭をつくり、株を買い増している。
年間300万円の貯金で年利8%の運用が目標。

投資スタイルはバイ・アンド・ホールド。一度買ったらずーっと売らないつもり。
目標資産、まずは1,000万円!(→2020年達成)
次は、3,000万円!(→2021年達成)

46歳で資産1億円をめざす。

近視眼的な投資では理性を失い、結果としてお金と時間を失う
(ウォーレン・バフェット)

(詳細な資産推移はこちら)

この著者の最新の記事




スクリーンショット 2018-05-05 21.47.24







アーカイブ




ページ上部へ戻る