テンバガー候補!?エランの今後の株価を分析してみた

気になる銘柄を分析し、ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。

では、本日も早速分析していきましょう。

こういった流れで説明していきます。
最後までしっかりご覧いただけると幸いです。

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1. 会社の説明
2. 株価、利回り、PERなど
3. チャート
  -長期チャート
 -短期チャート
4. 売上高
5. EPS(1株あたりの利益) →とくに大事
6. BPS(1株あたりの純資産)→とくに大事
7. ROE(自己資本利益率)  →とくに大事
8. まとめ
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では、まずエランについて説明していきます。

1 エランについて

(1)入院セットの提供の会社

エランは、入院患者や、介護老人保健施設、特別養護老人ホームなどの介護施設の入所者に向け、衣類やタオル類の洗濯サービス付きレンタル、日常生活用品などを組み合わせた「CSセット(入院セット)」の提供が柱の会社です。

CSセットのCSとは、ケアサポートの意味だそうです。

リネンサプライ業者から提携施設を通じて利用者に提供するシステム。
利用料は当社が徴収、リネンサプライ業者へ洗濯代金等を、提携施設に業務委託手数料等を支払っています。

興味深いビジネスですね。

利用料金は入院、入所日数で計算する点に特徴があります。
北海道から沖縄エリアまで全国21カ所で営業活動を展開。
1995年2月に有限会社として設立、97年10月に株式会社に組織変更しました。

(2)新卒採用人数を倍増

新卒採用人数を倍増し、将来的な営業力強化企図しています。
オンライン診療関連システム開発にも着手。
さらに、新事業展開を模索しています。

(3)時価総額779億円

そして、時価総額は779億円です。

Dランクです。
まだまだこれからの会社です。

2. 株価、利回り、PERなど

では、次に、株価や配当利回りを見ていきましょう。

・株価 1,286円

株価は1,286円です。
100株単位で売買できるので、128,600円から投資をすることが可能です。
いいですね。
日本株の中では比較的少額から取引が可能な銘柄です。

・PER(株価収益率)46.42倍

次に、PER。株価収益率ですね。
こちらは46.42倍です。
40倍を超えているので、どちらかといえば割高ですね。

・配当利回り 0.62%

そして、配当利回り。
こちらは0.62%です。
ほとんど配当はありません。

・流動比率 1.85倍

最後に流動比率。流動比率とは、企業の安全性を表す数字です。
流動資産/流動負債で表すことができます。
流動資産とは、1年以内に現金化できる資産。
流動負債とは、1年以内に返済すべき負債。

流動比率が1倍より高いと、
1年以内に現金化できる資産>1年以内に返済すべき負債
→支払えるので安全性についてはひとまずクリア

なので、まずは1倍を超えているかどうかを見ます。
1倍を超えていればOKです。

この会社の流動比率は1.85倍です。
1倍を大きく超えているので会社の安全性についてはクリアです。

3. チャートについて

次に、チャートを分析していきましょう。
あまり深入りせずザックリと説明していきます。

まずは長期チャートです。

上場は2014年の11月です。

いいですね!
長期で上昇トレンドをしっかりと描けています。
すばらしいです。

まだまだ成長しそうな勢いを感じます。

次に、短期チャートを見ていきましょう。

過去1年間のチャートです。

上昇していたのですが、2021年3月に流れが転換しています。
長期MAを中期MAがデッドクロスしており、下落トレンドとなってしまっています。

なるべく安く買いたい人にはチャンスかもしれません。

4. 売上高について

では、売上高見ていきましょう!

ちなみに、エランの決算月は12月となっています。

売上高、いいですね。
しっかりと右肩上がりで伸びています。
キレイな右肩上がりです。
美しいですね。

5. EPS(1株あたりの利益)について

次に、EPSを見ていきましょう。EPSとは1株あたりの利益のことです。
単年度でみるというより、過去数年にわたってチェックします。

そして、過去数年でしっかり右肩上がりでEPSが上昇していれば、利益を伸ばしているということです。
それは優秀な企業と評価できます。
一方、EPSが右肩下がりとなったり、デコボコしていれば要注意です。
長期投資としてそういった会社を検討するべきではありません。

では、見ていきましょう!

こちらもキレイな右肩上がりです。素晴らしいです。
長期投資の理想とする伸び方です。

6. BPS(1株あたりの純資産)について

次は、BPSです。
BPSとは、1株あたりの純資産のことです。純資産とは、会社の価値のこと。
つまり、BPSは1株の価値そのものを表します。

では、見ていきましょう。

こちらもキレイな右肩上がりです。
素晴らしいです。

ちなみに、この期間の年平均成長率(CAGR)は、19.58%です。
つまり、年間19.58%ずつこの会社は成長し続けているということです。

7. ROE(自己資本利益率)について

では、ROEについて。
ROEとは、自己資本利益率のことです。
「会社の自己資本をつかってどれだけの利益を出すことができるか?」という数字です。
ROEは、先程のEPSとBPSでも求めることができます。
ROE = EPS / BPS です。

一般的に10%を超えていれば合格ラインとします。
つまり10億円の元手(純資産)で1億円を稼ぎだせればROE10%なので合格です。
そして、10%を毎年しっかり超えているような企業が我々長期投資家が検討するに値する優良企業です。

見ていきましょう。

いいですね!合格ラインをしっかり超えています。
ROEはかなり高いラインです。
かなり優秀な経営をしているということが一目でわかります。

ちなみに自己資本比率は56.5%です。

8. まとめ

・すばらしい優良銘柄!

では、エランを総合的にまとめましょう!

各数字の伸びが抜群に良かったです。
最近見た中でも数字の伸びはトップクラスです。
長期投資をしたいと思う、理想のような伸び方です。

・これからが楽しみ!

まだ時価総額はDランクです。
これからが楽しみな会社です。

個人的にも気になる銘柄です。

気になった方はぜひIRなどもチェックして検討を行って下さい。

 

 




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