気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回はウインテスト【6721】の株価を分析。そして見通しを分析していきます。
ウインテストとはどんな会社?
ウインテストは、フラットパネルディスプレイおよび撮像素子製造工程で使用される検査装置の開発・設計・製造を行っています。ウインテストは顧客への技術サポートサービスも行っています。
そんなウインテスト、現在の社員数は24人です。
まだまだこれからの会社ですね。
現在の株価とPERは?
現在の株価は130円前後です。
取引単位は100株なので、13,000円程度でウインテストの株を所有することが可能です。
安い!2万円以下で買えるので、日本株の中では最安の部類に入ります。
これなら初心者でも挑戦しやすいですね。
ウインテストのPER(株価収益率)は、現在計算できません。
計算できないというのはどういうことか?
PERとは「時価総額」÷「純利益」で計算されます。
「純利益」がマイナスだと計算はできません。
ということで、直近損を出しているのかなということがわかります。
配当利回りと株主優待は?
配当利回りは、現在ありません。
ウインテストの株主優待も、ありません。
過去の長期のチャート
「上場ゴールか!」というくらいの上場後はだだ下がりです。
うーん、厳しいですね。
上場来最高値は2003年の10,666円。
一方の上場来安値は2016年の123円です。
直近1年のチャートはこちら
こちらもパッとしません。
軟調な展開です。
とくに、2018年8月以降大きく下げています。
ウインテストの売上高は?
うーん、よくないですね。
売上高も2,3億円規模で少ないです
ウインテストのEPS(1株当たりの利益)の推移です
うげ!すべてマイナスです。
コレ見た時点で「あ、だめかもしれない」と思いますね。
論外です。
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう
こちらは右肩「下がり」です。
うーん、全然よくないですね。
投資したら確実に損をしていきます。
ROE(株主資本利益率)の推移はこちら
ROE(株主資本利益率)は直近-32.47%です(FY2016)。
マイナスです。こちらも全然ダメですね。
最後に、流動比率は12.32倍。
流動比率だけ高いんですね。こちらは合格です。
ウインテストの今後をまとめると
かなりマズイです。
「買ってはいけない銘柄」です。
とくに長期投資家は手を出してはいけません。
仕手筋とかに狙われそうな銘柄です。
今後上場廃止もあり得る危険な銘柄です。
気を取り直して次、行きましょう。