テンバガー候補!デイトナ(7228)の今後の株価を分析してみた

気になる銘柄を分析し、ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。

では、本日も早速分析していきましょう。

こういった流れで説明していきます。
最後までしっかりご覧いただけると幸いです。

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1. 会社の説明
2. 株価、利回り、PERなど
3. チャート
  -長期チャート
 -短期チャート
4. 売上高
5. EPS(1株あたりの利益) →とくに大事
6. BPS(1株あたりの純資産)→とくに大事
7. ROE(自己資本利益率)  →とくに大事
8. まとめ
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では、まずデイトナについて説明していきます。

1 デイトナについて

(1)バイク部品を扱う会社

デイトナは、バイク部品を自社で企画、開発し販売している会社です。
1972年、2輪車用品の輸出入事業者として設立しました。

国内は外部へ生産委託、卸売りを行っています。

さらに、関東で「RICOLAND(ライコランドと読むそう)」加盟の小売り3店舗を擁し、ライダー向け製品を販売。

北米向け輸出や、イタリア製品の輸入も手掛けています。
インドネシア拠点ではヤマハへのOEM生産を行っています。

※OEM生産とは?
他社ブランドの製品を製造すること

2003年のオートバックスセブンとの資本業務提携は10年に解消。
新たに「RICO」本部も手掛けるコシダテック(1930年創業の商社)と提携。
17年オフロードバイク用品に強いダートフリークを買収。
12年からは太陽光発電売電事業を開始しました。

(2)アウトドア用品の取扱いを拡大

最近では、キャンプツーリング需要拡大受けアウトドアメーカーの用品取り扱いを拡大しています。

(3)時価総額128億円

そして、時価総額は128億円です。

時価総額ランクだと、Fランクです。

一般的に時価総額が低ければ低いほど、株価が大きく上下する可能性もあり、リスクは高くなりますがリターンも高くなる傾向があります。
時価総額5,000億円の株が10倍になるのは難しいですが、500億円レベルの株価が10倍になるのはそんなに珍しいことではありません。
なのでテンバガーを狙うならDランク以下がおすすめです。

2. 株価、利回り、PERなど

では、次に、株価や配当利回りを見ていきましょう。

・株価 3,555円

株価は3,555円です。
100株単位で売買できるので、355,500円から投資をすることが可能です。
日本株の中では普通ですね。

・PER(株価収益率)12.32倍

次に、PER。株価収益率ですね。
こちらは12.32倍です。
いいですね。
どちらかといえば割安の水準です。

・配当利回り 1.40%

そして、配当利回り。
こちらは1.40%です。
普通ですね。少しだけ配当があります。

・流動比率 1.94倍

最後に流動比率。流動比率とは、企業の安全性を表す数字です。
流動資産/流動負債で表すことができます。
流動資産とは、1年以内に現金化できる資産。
流動負債とは、1年以内に返済すべき負債。

流動比率が1倍より高いと、
1年以内に現金化できる資産>1年以内に返済すべき負債
→支払えるので安全性についてはひとまずクリア

なので、まずは1倍を超えているかどうかを見ます。
1倍を超えていればOKです。

この会社の流動比率は1.94倍です。
1倍を大きく超えているので会社の安全性についてはクリアです。

3. チャートについて

次に、チャートを分析していきましょう。
あまり深入りせずザックリと説明していきます。

まずは長期チャートです。


上場は1997年の10月です。

2005年に一度大きく突き上げて急落しました。
その後は比較的しっかりした上昇トレンドです。

とくに直近の上昇がすごいですね。
目をみはるものがあります。

次に、短期チャートを見ていきましょう。

過去1年間のチャートです。

こちらはキレイな上昇トレンドを描いています。
とくに今年の4月に中期MAが長期MAを上抜いてからは上昇に弾みがついています。

4. 売上高について

では、売上高見ていきましょう!

ちなみに、デイトナの決算月は12月となっています。

売上高、いいですね。
しっかりと伸びています。
売上高は100億円目前です。
まだまだ伸びしろはあります。

5. EPS(1株あたりの利益)について

次に、EPSを見ていきましょう。EPSとは1株あたりの利益のことです。
単年度でみるというより、過去数年にわたってチェックします。

そして、過去数年でしっかり右肩上がりでEPSが上昇していれば、利益を伸ばしているということです。
それは優秀な企業と評価できます。
一方、EPSが右肩下がりとなったり、デコボコしていれば要注意です。
長期投資としてそういった会社を検討するべきではありません。

では、見ていきましょう!

2015年度こそマイナスでしたが、その後は比較的堅調に伸びています。
いいですね。

6. BPS(1株あたりの純資産)について

次は、BPSです。
BPSとは、1株あたりの純資産のことです。純資産とは、会社の価値のこと。
つまり、BPSは1株の価値そのものを表します。

では、見ていきましょう。

こちらはキレイな右肩上がりです。
良いですね。素晴らしいです。

ちなみに、この期間の年平均成長率(CAGR)は、14.46%です。
つまり、年間14.46%ずつこの会社は成長し続けているということです。

7. ROE(自己資本利益率)について

では、ROEについて。
ROEとは、自己資本利益率のことです。
「会社の自己資本をつかってどれだけの利益を出すことができるか?」という数字です。
ROEは、先程のEPSとBPSでも求めることができます。
ROE = EPS / BPS です。

一般的に10%を超えていれば合格ラインとします。
つまり10億円の元手(純資産)で1億円を稼ぎだせればROE10%なので合格です。
そして、10%を毎年しっかり超えているような企業が我々長期投資家が検討するに値する優良企業です。

見ていきましょう。

2015年度を除けば、毎年合格ラインをしっかり超えています。
しっかりと経営をしているということがわかります。
いいですね!

ちなみに自己資本比率は55.2%です。

8. まとめ

・伸びしろ十分
では、デイトナを総合的にまとめましょう!

各数字の伸びが良かったです。
今後も成長を感じさせるに十分の実績です。

PERも割安なので手を出しやすいのもいいですね。

・Fランクなので変動には注意

ただ、時価総額はまだ100億円レベルです。
株価が10倍になる可能性がありますが、それまでに株価も大きく上下しがちです。
それだけに長期投資する場合はそういった変動にひるまない覚悟が必要です。

気になった方はぜひIRなどもしっかりチェックしてから検討を行って下さい。

今井バフェット

今井バフェット株式長期投資家

投稿者プロフィール

株式に長期投資をしている36歳。

節約をして限界まで可処分所得を減らし、種銭をつくり、株を買い増している。
年間300万円の貯金で年利8%の運用が目標。

投資スタイルはバイ・アンド・ホールド。一度買ったらずーっと売らないつもり。
目標資産、まずは1,000万円!(→2020年達成)
次は、3,000万円!(→2021年達成)

46歳で資産1億円をめざす。

近視眼的な投資では理性を失い、結果としてお金と時間を失う
(ウォーレン・バフェット)

(詳細な資産推移はこちら)

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