気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回は三菱電機(6503)の株価を分析。そして見通しを分析していきます。
三菱電機(6503)とはどんな会社?
三菱電機は、電気機器を製造・販売しています。
重電から白モノ家電まで手掛けるが、「選択と集中」で先行し同業では業績安定度で群を抜いている会社です。
収益源は、FA機器、自動車電装品などの産業メカトロニクス、発電機や昇降機など重電システム。
そして、冷蔵庫も含めた白モノ家電でも手堅く儲けています。
さらに大容量のパワー半導体で世界首位。
人工衛星も手掛けています。
すごい会社ですね。
三菱電機グループの中核企業です。
そんな三菱電機(6503)、現在の社員数は145,817人です。
名実ともに日本を代表する大企業です。
現在の株価とPERは?
現在の株価は1,482円前後です。
取引単位は100株なので、14万円前後で三菱電機(6503)の株を所有することが可能です。
15万円以下で購入できる日本株です。
これなら投資初心者でも比較的に買いやすい値段ですね。
そして、三菱電機(6503)のPER(株価収益率)は、現在13.48倍です。
15倍を割っているので比較的割安です。
いいですね。
配当利回りと株主優待は?
配当利回りは、現在2.81%です。
日本株の中ではそこそこ配当があります。
そして、三菱電機(6503)の株主優待はありません。
過去の長期のチャート
どちらかといえば堅調です。
大きく上下に動きつつも下値を切り上げています。
直近1年のチャートはこちら
こちらは方向感がありません。
大きくガタンと落ちるときが見られるので、買いたい人はここだというポイントで指値を入れておくのもありです。
三菱電機(6503)の売上高は?
FY2017をのぞけば堅調な右肩上がりです。
わるくはありません。
売上4兆円超えはさすが日本を代表する大企業です。
三菱電機(6503)のEPS(1株当たりの利益)の推移です
うーん、右肩上がりではありませんね。
FY2018には高値を更新して、直近少し凹んでいる状況です。
このあと再び高値を更新すれば株価は大きく上昇しそうですね。
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう
いい感じですね。
こちらはしっかり右肩上がりです。
ROE(株主資本利益率)の推移はこちら
ROE(株主資本利益率)は直近9.44%です。
合格ラインの10%をギリギリ超えられませんでした。
ただ、過去にはしっかり10%を超えており、ポテンシャルは十分です。
最後に、流動比率は1.85倍です。
こちらは1倍を超えているので問題ありません。
三菱電機(6503)の今後をまとめると
優良企業です。
各数字の伸びもよく、配当もそこそこあり、ROEも高めです。
直近の数字があまり良くなかったのですがその分株価が大きく下がっており、安値で買いたい人にはいいチャンスかもしれません。
個人的には大きく下げるようなことがあれば買いたいと思う銘柄です。
気になる方は四季報などで詳細チェックしてみて下さい。