気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回は日本エアーテック【6291】の株価を分析。そして見通しを分析していきます。
日本エアーテックとはどんな会社?
日本エアーテックは、クリーンルームとその関連装置の専業メーカーです。
日立製作所の技術者集団が独立し、1973年に設立しました。
クリーンルーム、クリーンブースに加え、ユニット機器も生産しています。
ちなみに、クリーンルームってめっちゃ快適なんですね。
理系の方とかは研究所とかで入ったことあるのでしょうか。
(すみません、文系で)
そんな日本エアーテック、社員数は368名です。
現在の株価は?
現在の株価は1,199円前後です。
取引単位は100株なので、12万円前後で日本エアーテックの株を所有することが可能です。
10万円前後で購入できる日本株です。
初心者にも比較的手を出しやすい価格ですね。
日本エアーテックのPER(株価収益率)は、現在19.88倍前後です。
20倍近いので、適正〜少しだけ割高というレベルです。
配当利回りは、1.83%です。
高配当とまではいえませんが、配当はそこそこあります。
日本エアーテックの株主優待はありません。
日本エアーテックの長期チャート
方向感ありませんね。
微妙です。
直近1年間の短期チャート
スゴイチャートですね。
2020年に入って大きく上昇し、その後コロナショックで下落。
しかしすぐに反発。いわゆる「全戻し」の状態です。
勢いありますね。
コロナウイルスの感染拡大により、手掛けているクリーンパーティションやクリーンブースなどの機器への需要拡大を期待して大きく買われていることが上昇の理由です。
日本エアーテックの売上高は?
いいですね。
しっかり伸びています。
日本エアーテックのEPS(1株当たりの利益)の推移です。
うーん、FY2018からはあまりさえません。
微妙ですね。
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう。
いいですね。
長期投資の理想とする右肩上がりです。
ROE(株主資本利益率)の推移はこちら
直近のROEは4.04%です。
合格ラインには全然達していません。
低ROEです。
よくないですね。
最後に流動比率は3.06倍。
こちらは1倍を超えているので問題ありません。
日本エアーテックの今後をまとめると
うーん、微妙でした。
売上は上がっているのですが、EPSとROEがよくありません。
個人的にも今すぐ投資したいとは思えませんでした。
次、見ていきましょう。
【ちょこっと宣伝】追記 今井バフェット、株を1,200万円分買いました。
今回のコロナショック、多くの銘柄が下げています。
2017年11月から投資ブログをピタッと止めていた私。
それは他ならぬ「株価が高水準だった」からです。
そして今回の下落。
優良銘柄が適切な評価をされておらず、「お宝がザクザク」しています。
紛れもなく10年に一度のチャンスです。
そんな中、私も投資を再び再開しました。
貯金1,400万円のうち、「ある一つの日本株」に1,200万円以上を投資しました。
多くのお宝銘柄の中で、さらに埋もれている「これはものすごい!」と感じた銘柄があったからです。
これまで何百と日本株を分析した私が、身銭を切って投資しました。
バフェットはこう言いました。
「賢い人たちは、チャンスが訪れたときに大きく賭けます。オッズが有利なときは大きく賭けるのです。
しかし、そうでないときは賭けません。ただそれだけです。」
今回のコロナショックで資産の80%以上を投じた銘柄とは?
今井バフェットが何に勝負をかけたのか?
理由とともに売買履歴や今後の売買戦略なども詳細に述べています(適宜更新予定です)
もし気になる方はコチラを見て下さい。
ちなみに有料ですが、途中まではタダで読めます。