
気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回はブロードバンドタワー【3776】の株価を分析。そして見通しを分析していきます。
ブロードバンドタワーとはどんな会社?
ブロードバンドタワーは、データセンター事業、ブロードバンド配信事業を主な事業とする会社です。
以下はWikipediaより引用
データセンター事業では都内に3つ、大阪市に1つのサイトを持っており、利便性の高い都市型のデータセンターとして事業展開をおこなっている。データセンターの利用者は、サーバーの設定などで実際にデータセンター内で作業することがあるため、郊外型に比べて効率的な運用を図ることができる。
ブロードバンド配信事業のほうは、主にネットシネマの配信に関わっているほか、企業ポータルでの配信なども行っている。2006年5月からはJ-WAVEの配信サイトBrandnew Jの配信も行っている。
18年8月東京・大手町に5G対応の新データセンターを新設、既存のデータセンターと合わせて約750ラックの規模になっています。
また、自動車関連などの新顧客開拓進めています。
CEOの藤原洋氏は、京都大学にて宇宙物理学の学士、東京大学にて工学の博士を取得しており、
MPEG技術の標準化に大きな貢献を果たしています。
科学技術をベースとしたベンチャー起業家としての第一人者だそうです。
すんごい優秀な方なんですね。
そんなブロードバンドタワー、社員数は140名です。
現在の株価は?
現在の株価は191円前後です。
取引単位は100株なので、2万円前後でブロードバンドタワーの株を所有することが可能です。
日本株の中ではかなり安い方ですね。
ブロードバンドタワーのPER(株価収益率)は、現在算出できません。
配当利回りは、1.04%です。
日本株の中では普通です。
ブロードバンドタワーの株主優待はありません。
かつては、子会社のブランド品のセール招待券なんかがもらえたそうです。
ブロードバンドタワーの長期チャート
2005年に上場して大きく株価を下げ、地を這うように停滞しています。
僕の苦手なチャートです。
僕というより長期投資家は近寄りたくないチャートですね。
直近1年間の短期チャート
うーん、方向感がなく、コロナショックで大きく下げ、少し反発しているもののまだ油断ができない。
そんなありきたりなチャートです。
ブロードバンドタワーの売上高は?
FY2018に大きく売上を落としています。
微妙ですね。
ブロードバンドタワーのEPS(1株当たりの利益)の推移です。
こちらはもっと微妙です。
直近はマイナスですね。
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう。
こちらも理想とする右肩上がりではありません。
長期投資には向かないですね。
ROE(株主資本利益率)の推移はこちら
直近のROEは-11.84%です。
論外ですね。
過去をみても合格ラインを超えられていません。
ブロードバンドタワーの今後をまとめると
まったく良くないですね。
個人的にも投資したいと思えませんでした。
社長とかすごい人なんでしょうが、それと長期投資とは関係がありません。
どんな金融商品でもそうですが、すごい人が手掛けているからといってそこに投資して報われるとは限りません。
冷静に企業を見て、優良企業なのかどうかを探りましょう。
コロナショックでチャンスとなっている銘柄を探して、次見ていきましょう!
【ちょこっと宣伝】追記 今井バフェット、株を1,200万円分買いました。
今回のコロナショック、多くの銘柄が下げています。
2017年11月から投資ブログをピタッと止めていた私。
それは他ならぬ「株価が高水準だった」からです。
そして今回の下落。
優良銘柄が適切な評価をされておらず、「お宝がザクザク」しています。
紛れもなく10年に一度のチャンスです。
そんな中、私も投資を再び再開しました。
貯金1,400万円のうち、「ある一つの日本株」に1,200万円以上を投資しました。
多くのお宝銘柄の中で、さらに埋もれている「これはものすごい!」と感じた銘柄があったからです。
これまで何百と日本株を分析した私が、身銭を切って投資しました。
バフェットはこう言いました。
「賢い人たちは、チャンスが訪れたときに大きく賭けます。オッズが有利なときは大きく賭けるのです。
しかし、そうでないときは賭けません。ただそれだけです。」
今回のコロナショックで資産の80%以上を投じた銘柄とは?
今井バフェットが何に勝負をかけたのか?
理由とともに売買履歴や今後の売買戦略なども詳細に述べています(適宜更新予定です)
もし気になる方はコチラを見て下さい。
ちなみに有料ですが、途中まではタダで読めます。
※保有株を売却したら公開を停止します。