三菱マテリアル(5711)の今後の株価を予想・分析してみた

気になる日本株を分析・予測するコーナー。

ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。

今回は三菱マテリアル(5711)の株価を分析。そして見通しを分析していきます。

三菱マテリアル(5711)とはどんな会社?

三菱マテリアルは、銅、亜鉛、鉛、金、銀などの非鉄金属を製造・製錬しています。
また、セメント、アルミ缶、シリコンウエハー、ファインケミカル、電子材料などの製造も行っています。
セメント販売は関連会社の宇部興産が担っています。

名前からもわかるようにスリーダイヤでお馴染みの三菱グループです。

そんな三菱マテリアル(5711)、現在の社員数は26,959人です。

現在の株価とPERは?

現在の株価は3,185円前後です。
取引単位は100株なので、31万円前後で三菱マテリアル(5711)の株を所有することが可能です。

まあ日本株の中で30万円程度は普通の価格といったところです。ちょっと高いですが。
もっと5万円以下で買える銘柄だらけになればいいんですけどね。

そして、三菱マテリアル(5711)のPER(株価収益率)は、現在14.2倍です。
15倍を割っているのでどちらかといえば割安です。

配当利回りと株主優待は?

配当利回りは、2.83%です。
いいですね。結構ありますね。ギリギリ高配当銘柄といっていいでしょう。

そして、三菱マテリアル(5711)の株主優待は金(ゴールド)を買う時の優待(1gあたり1円)やカタログの3%割引などの特典があります。

詳細は三菱マテリアルのIR情報をご覧下さい。

うーん、そんなに正直そんなのいらないですね。
その分もっと配当とかに回してくれたほうがうれしいです。

過去の長期のチャート

 

2007年に打ち上げ花火のように打ち上げて下げてからはレンジの動きです。

直近1年のチャートはこちら

 

2018年2月に大きく下げ、その後は安値圏で停滞しています。

三菱マテリアル(5711)の売上高は?

 

うーん、微妙ですね。
方向感がありません。

三菱マテリアル(5711)のEPS(1株当たりの利益)の推移です

 

こちらはFY2017からスコンと落ちています。
あまりよくはありませんね。

BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう

 

こちらは比較的キレイな右肩上がりです。
いい感じです。

ROE(株主資本利益率)の推移はこちら

 

ROE(株主資本利益率)は直近5.31%です。
うーん、低ROEですね。過去には10%を超えていたこともあるのでがんばってほしいです。

流動比率は1.23倍です。
こちらは1倍を超えているので問題ありません。

ちなみに海外別売上高はこんな感じです。

 

国内と同等に海外にも売上がしっかりある会社です。

三菱マテリアル(5711)の今後をまとめると

低PERで高配当は魅力です。
ただ、他の数字が芳しくありませんでした。

日本を代表する大企業ではあります。
ただ、個人的には今無理して買う銘柄でもないかなと思います。

この下げ相場の中で他にも魅力的な銘柄がたくさんあります。
次、行きましょう!

今井バフェット

今井バフェット株式長期投資家

投稿者プロフィール

株式に長期投資をしている36歳。

節約をして限界まで可処分所得を減らし、種銭をつくり、株を買い増している。
年間300万円の貯金で年利8%の運用が目標。

投資スタイルはバイ・アンド・ホールド。一度買ったらずーっと売らないつもり。
目標資産、まずは1,000万円!(→2020年達成)
次は、3,000万円!(→2021年達成)

46歳で資産1億円をめざす。

近視眼的な投資では理性を失い、結果としてお金と時間を失う
(ウォーレン・バフェット)

(詳細な資産推移はこちら)

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