お久しぶりです。今井バフェットです。
お元気だったでしょうか?私は元気です。
近況など今度ブログで報告するのでお楽しみに。
まずは、リハビリがてらいつものやりましょう。
気になる日本株を分析・予測するコーナー!
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回はティアック【6803】の株価を分析。そして見通しを分析していきます。
ティアックとはどんな会社?
ティアック(TEAC)は主にフロッピーディスクやCD-ROMドライブなどのコンピュータ周辺機器を製造、販売しています。
また、同社はCDプレーヤーなどのオーディオ機器やビデオレコーダーなどの情報機器も製造しています。
音響機器メーカーの老舗ですね。
以下はWikipediaより引用
デノン(旧・日本コロムビア)やオンキヨー、ヤマハ、マランツCMC(旧・日本マランツ)、ラックスマン、アキュフェーズなどと同様、デジタルオーディオ勃興期、Hi-Fiオーディオ衰退期を生き延びた数少ない日本の音響メーカの一つである。TEACブランドの他、民生用高級音響ブランドとしてエソテリック(Esoteric )、業務用音響ブランドとしてタスカム(Tascam )も使用する。
2007年12月1日には本社が武蔵野市から多摩市(多摩ニュータウン)に移転した。2012年1月20日にはオンキヨー株式会社と資本・業務提携を締結した。オンキヨーはティアック株式の10%を取得して第2位株主となり、ティアックもオンキヨー株式の9.42%を取得。オンキヨーは、ティアックに取締役1名を派遣する。開発・販売・物流の各面で両社の連携を図り、コスト削減を進める見込みである。
2013年3月29日、世界的に有名なギターメーカーであるギブソン社(オンキヨーの13.4%を保有する第2位の大株主でもある)と資本・業務提携契約を締結することで合意した旨発表。ギブソン社は株式公開買付けを行い、5月9日付でティアックを子会社化した。一方オンキヨーは、2014年6月に保有株式10%のうち1%を残して売却した。
そんなティアック、社長は英裕治氏。
現在の社員数は1,075人です。
現在の株価は?
現在の株価は45円前後です(2018年2月)。
取引単位は1,000株なので、45,000円程度でティアックの株を所有することが可能です。
5万以下ですので安いですね。
これなら株初心者でも手を出しやすいです。
ティアックのPER(株価収益率)は、現在算出できません。
配当利回りはありません。
株主優待もありません。
過去の長期のチャート
みると右肩下がりです。
ちなみに、上場来最高値は1990年の2,580円、上場来最安値は2012年の26円です。
約100分の1まで落ち込んでいます。
厳しいですね。
ちなみに直近3年のチャートはこちら
直近も緩やかに下げています。
「大丈夫か?」という水準まで下げています。
ティアックの売上高は?
右肩下がりです。
年々売上を落としています。
心配ですね。
ティアックのEPS(1株当たりの利益)の推移です。
こちらはほとんどマイナスの年度だらけ。
こういった銘柄、われわれ長期投資家は絶対に投資をしてはいけないです。
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう。
こちらも右肩下がり。
BPSはが右肩下がりということは、株主の価値を毀損し続けているということです。
よくないですね。
ROE(株主資本利益率)の推移はこちら
話になりません。
地域別の売上高をみてみましょう。
売上の半分は海外なんですね。
最後に、流動比率は1.81倍。
こちらは問題ないです。
ティアックの今後をまとめると
かなり数字が厳しかったです。
とくにほとんどの年度でEPSがマイナスなので手がつけられません。
日本を代表するモノづくりの会社としてがんばってはほしいです。
だからといって下手に手を出すとヤケドではすみません。
こういった銘柄はわれわれ長期投資家は避け、もっと別の優良銘柄に目を向けましょう。