世界最高の本を1冊だけ選ぶとしたら「論語」だと思う。
- 2016/7/20
- ライフスタイル
おはようございます。
シェアブログ編集部のまーくんです。
みなさん、読書ってしていますか?
今日は、学生時代からいろいろな本を読破してきた私が、人生で一番いいと思った本を紹介します。
それは、「論語」。
「え?論語ってあの中国の本でしょ?」
「このご時世に古くない?」
いえ、そんなことありません。
時代を超え、歴史を超え、今なおとても得るものが多い本です。
論語との出会いは大学時代でした。
当時某有名社会科学の教授の授業で、ふと「世界最高の本を1冊だけ選ぶとしたら、それは論語です。
絶対に絶対に読むべきです。読まずに死ぬなんてもったいない」
というようなこと(たしか)を言っており、興味を持ちました。
今では、論語をつねにストックしておかないと落ち着かない状況になってしまいました。
(本をストックするというのは論語が初めてです)
私は、常に論語を2〜3冊は持ち(実家用と家用とあげるようとか)、1冊はトイレにおき、時間のあるときに眺めています。
1分で分かる論語
儒家の始祖として世界的に超有名な孔子という思想家がいます。
簡単にいうと、その人の名言集です。
論語の中身は1文1文が短いので、さくっと読めてしまいます。
毎日、えいっと好きなページを開いて気になる一文を読むことができます。
そして、論語は見る人によって響く箇所が違います。
おそらくその人の成長に応じて気になるところが変わってくるのでしょう。
僕も、10年前は気にもとめなかった一文が今は気になるということもあります。
とにかく発見の連続。一生付き合える本、論語。
これが1,250円なのですから、買わないわけにはいかないでしょう。
あなたの人生を変える1冊!今なら1,250円!是非お求め下さい(通販風に)。
とまあ冗談ですが、冗談抜きでおすすめできる1冊です。
中身をいくつかご紹介。
書き下し文
子曰(いわ)く、学びて思わざれば、則ち(すなわち)罔し(くらし)、思いて学ばざれば則ち殆し(あやうし)。
現代語
知識や情報だけをたくさん得ても、考える事をしなければ道先は見えない。
考えてばかりで、知識や情報を得ないと、一方的となり独善的になってします。
深いです。
インプットとアウトプットのバランスとして、日々気をつけています。
資格試験などもそうですが、知識のインプットだけではビジネスでは応用できない。
一方で、日々の仕事のルーティンワーク(アウトプット)だけでも人間は成長できないのではないか。
そんな内省を迫られる、実に深い一文です。
このように、論語には、書き下し文と現代語が併記されているのが一般的です。
そして、訳者によって現代語が違う。ここの解釈が訳者によってまったく違うこともあります。
それがまた面白い。
みなさんもおすすめの一文を探し、噛み締めてみてください。