
気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回はデンソー(6902)の株価を分析。そして見通しを分析していきます。
デンソー(6902)とはどんな会社?
デンソーは、自動車用電装部品を製造しています。
同社の製品にはカーエアコンやエアーバッグ、イグニションシステム、ジェネレーター、パワーステアリングシステム、各種リレーなどを含んでいます。
また、ハンズフリーキットやカーナビゲーションシステムなどの通信機器の製造も行っています。
どうでもいいですが、100円均一の「ダイソー」といつも読み間違えます。
自動車部品で国内最大で世界2位というすごい会社です。
また、TOPIX Core30の構成銘柄の一つです。
そんなデンソー(6902)、現在の社員数は170,932人です。
名実ともに日本を代表する大企業です。
現在の株価とPERは?
現在の株価は3,868円前後です。
取引単位は100株なので、38万円前後でデンソー(6902)の株を所有することが可能です。
うーん、高い。
一つの銘柄に40万円近くを費やせる投資初心者がどれほどいるでしょうか。
日本株全体に言えることですが、もうちょっと買いやすくなるといいんですけどね。
そして、デンソー(6902)のPER(株価収益率)は、現在44.26倍です。
40倍超えています。これは株価が高いというよりも利益が大きく下がっていることが原因です。
以前は12倍前後でした。
配当利回りと株主優待は?
配当利回りは、3.61%です。
いいですね。結構ありますね。
日本株では高配当の部類に入ります。
そして、デンソー(6902)の株主優待はありません。
過去の長期のチャート
長期で見ると比較的上昇トレンドを描けています。
わるくはありません。
直近1年のチャートはこちら
コロナショックで大きく下げ、その後反発しています。
ただ、まだまだ下落前の高値には届いておらず、回復しきれていません。
直近も再び大きく下げ始めているので注意が必要です。
デンソー(6902)の売上高は?
わるくないですね。
ゆっくりですが右肩上がりです。
売上高は2018年度にとうとう5兆円を超えました。すごいですね。
デンソー(6902)のEPS(1株当たりの利益)の推移です
うーん、判断が難しいですね。
直近は仕方がないとして、それ以前は横ばいです。
あまり明確な方向性が見られません。
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう
こちらは比較的堅調です。
いい感じです。
ROE(株主資本利益率)の推移はこちら
ROE(株主資本利益率)は直近2.00%です。
こちらも直近はコロナで仕方ないとしても、過去は合格ラインまであと少しというところで
日本株の中では健闘しています。
今後に期待です。
最後に、流動比率は1.64倍です。
こちらは1倍を超えているので問題ありません。
デンソー(6902)の今後をまとめると
日本を代表する大企業です。
ただ、投資をしたいと思えるほどの数字の伸びはありませんでした。
個人的には「ふつう」の銘柄です。
なにか光る所がありません。
気になる方は詳細四季報で確認してみて下さい。
【ちょこっと宣伝】追記 今井バフェット、株を1,200万円分買いました。
今回のコロナショックで多くの銘柄が下げました。
2017年11月から投資ブログをピタッと止めていた私。
それは他ならぬ「株価が高水準だった」からです。
そして今回の下落。
優良銘柄が適切な評価をされておらず、「お宝がザクザク」しています。
紛れもなく10年に一度のチャンスです。
そんな中、私も投資を再び再開しました。
貯金1,400万円のうち、ある一つの日本株に1,200万円以上を投資しました。
※2020年6月に入ってからも追加でどんどん買い増しています。
多くのお宝銘柄の中で、さらに埋もれている「これはものすごい!」と感じた銘柄があったからです。
これまで何百と日本株を分析した私が、身銭を切って投資しました。
バフェットはこう言いました。
「賢い人たちは、チャンスが訪れたときに大きく賭けます。オッズが有利なときは大きく賭けるのです。
しかし、そうでないときは賭けません。ただそれだけです。」
今回のコロナショックで資産の80%以上を投じた銘柄とは?
今井バフェットが何に勝負をかけたのか?
理由とともに売買履歴や今後の売買戦略なども詳細に述べています(適宜更新予定です)
もし気になる方はコチラを見て下さい。
ちなみに有料ですが、途中まではタダで読めます。
(追記:すでにお買い上げ頂いた方ありがとうございました。)