豊田通商(8015)の今後の株価を予想・分析してみた

気になる日本株を分析・予測するコーナー。

ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。

今回は豊田通商(8015)の株価を分析。そして見通しを分析していきます。

豊田通商(8015)とはどんな会社?

豊田通商は、トヨタグループに属する商社です。

主に自動車、トラック、鉄鋼品、燃料、産業機械、化学品などを国内外へ販売しています。
またトヨタ自動車を東南アジア、中国、中東、ラテンアメリカなどへ輸出しています。

以下はWikipediaより引用

総合商社のひとつ。トヨタ自動車を中心としたトヨタグループの世界戦略を支える商社としての役割を担う。自動車、金属、機械に限らず、石油、プラントから食品、保険まで幅広く取り扱っている。

自動車分野では、トヨタ、日野、スバル(富士重工業)、ダイハツなどの車両・車両部品を150か国余りに輸出しているほか、自動車メーカー各社が海外で生産する車両の、第三国への輸出、および海外における小売販売を行っている。

自動車関連事業で営業利益の7割稼いでいます。
12年にはアフリカに強い仏大手商社CFAOを買収し、アフリカでの存在感は商社有数となっています。

略称は豊通(トヨツウ)です。

そんな豊田通商(8015)、現在の社員数は56,827人です。

現在の株価とPERは?

現在の株価は3,795円前後です。
取引単位は100株なので、39万円前後で豊田通商(8015)の株を所有することが可能です。

日本株の中では普通ですが、一つの銘柄に30万円オーバーはやはり普通の感覚では高いと感じます。
アメリカだとアップルの株なんか3万円前後で買えちゃいます。

豊田通商(8015)のPER(株価収益率)は、現在10.03倍です。
10倍前後なのでかなり割安の部類です。

配当利回りと株主優待は?

配当利回りは、2.9%です。
日本株の中では比較的高配当です。

そして、豊田通商(8015)の株主優待はありません。

過去の長期のチャート

 

2006年に大きく上げピークをむかえると、その後は急落。
しかしその後はじわじわと上昇し、現在は2006年のピークを超えさらに堅調に推移しています。

直近1年のチャートはこちら

 

2019年の4月末に大きく下げ、その後は下値を推移していましたが、9月に入ると大きく上昇し、反落する場面もありましたが年末にかけてしっかり上昇トレンドを描いています。

豊田通商(8015)の売上高は?

FY2015から緩やかに下げています。
商社はどこもこんな感じですね。
微妙です。

豊田通商(8015)のEPS(1株当たりの利益)の推移です

FY2016だけマイナス。その後は大きく回復しています。
なかなか今後の動きが読みづらいですね。

BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう

キレイな右肩上がりではないですが、堅調です。
わるくはありません。

ROE(株主資本利益率)の推移はこちら

ROE(株主資本利益率)は直近11.09%です。
合格ラインの10%を超えています。
日本株の中でもかなりいい方ですね。
これは合格です。

流動比率は1.48倍です。
こちらは1倍を超えているので問題ありません。

豊田通商(8015)の今後をまとめると

低PERで高配当、高ROEは魅力です。
各数字も思ったよりはわるくはありませんでした。

いわゆる「コスパのよい銘柄」ですね。
ものすごく優良というわけではありませんが、検討の余地のある銘柄です。

気になる方は四季報などで詳細をチェックしてみて下さい。

今井バフェット

今井バフェット株式長期投資家

投稿者プロフィール

株式に長期投資をしている36歳。

節約をして限界まで可処分所得を減らし、種銭をつくり、株を買い増している。
年間300万円の貯金で年利8%の運用が目標。

投資スタイルはバイ・アンド・ホールド。一度買ったらずーっと売らないつもり。
目標資産、まずは1,000万円!(→2020年達成)
次は、3,000万円!(→2021年達成)

46歳で資産1億円をめざす。

近視眼的な投資では理性を失い、結果としてお金と時間を失う
(ウォーレン・バフェット)

(詳細な資産推移はこちら)

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