2016年も残すところあとわずかとなりました。
みなさんは、年末年始の休みはもう決まりましたか？

中には、正月は1日しか休みじゃないという人もいるかもしれません。

当然、休みの長さや、有給の取り易さは会社によってまちまちですが、それによって従業員の会社に対する満足度が決まると言っても過言ではないのではないでしょうか。

そこで今日は、アメリカの企業情報サイト「Glassdoor」が有給休暇の取り易い企業ランキングを発表していたのでご紹介します。

有給休暇が取り易いということはそれだけ会社の経営に余裕があるということでもあります。
アメリカ株投資をされている方は、そんな見方で見てみると新たな発見があるかもしれません。

10位 アクセンチュア

従業員満足度：4.3点(5点満点中)

世界中に展開している巨大コンサル企業です。

年に3週間もの有給休暇が与えられ、そのうち30日分まで翌年に持ち越せるようです。

コンサルと言えば忙しくて休みもとりにくいというイメージでしたが、アクセンチュアはそうではないみたいです。

9位 Capital One(キャピタルワン)

従業員満足度：4.3点(5点満点中)

金融サービスを展開するキャピタルワン。
元従業員の話によると、年間4週間分の有給休暇が与えられ、多くの人が長期休暇に重ねて、大型連休にするといいます。

8位 Costco Wholesale(コストコ)

従業員満足度：4.3点(5点満点中)

日本でもお馴染みの大型スーパー、コストコです。
入社した最初の年は2週間分の有給休暇しか割り当てられないようですが、毎年有給休暇が増え、最大で5週間の有給休暇が与えられるようです。
さらに、この有給休暇とは別に、病気の時のための休みがあるようです。
まさに至れり尽くせり。
ある従業員は、「プライベートの予定を軸に仕事のスケジュールを組める」とコメントしています。
なんとも羨ましい。

7位 General Motors(ゼネラルモーターズ)

従業員満足度：4.4点(5点満点中)

デトロイトに本社を構える、アメリカ最大の自動車メーカーです。
有給休暇は最大16日と普通ですが、なんと病気の時は、無制限で休むことができるそうです。

仮病を使う人がたくさん出そうですが、大丈夫なのでしょうか？

6位 Salesforce

従業員満足度：4.4点(5点満点中)

サンフランシスコに本社を構える、クラウドサービスを中心としたソフトウェアを販売する会社です。

入社1年目の社員は、15日の有給休暇しか与えられないようですが、入社3年目からは、なんと1ヶ月の有給休暇が与えられるそうです。
そして、さらに驚くべきことに、役員クラスになると、無制限の有給休暇が与えられるとのこと。

休暇をとってそのまま復帰しない役員は出ないのでしょうか？

5位 Monsanto Company

従業員満足度：4.5点(5点満点中)

バイオテックによる農業会社です。

なんと取得できる有給休暇は4週間。
それに加え、クリスマス休暇などは別でもらえるそうです。

4位 Google(グーグル)

従業員満足度：4.5点(5点満点中)

従業員の満足度が高いことで有名なGoogleですが、有給休暇は5週間分とやはり普通の会社よりも多いようです。

また、有給休暇ではありませんが、最大3ヶ月のリフレッシュ休暇がとれるそうです。
ちょっとした短期留学とかできそうですね。

3位 IKEA

従業員満足度：4.5点(5点満点中)

日本でもお馴染みのスウェーデン ストックホルムに本社を構える大型家具メーカーです。

入社1年目は有給休暇が3週間、5年目以降は5週間、10年目以降は7週間与えられるそうです。
こんなに従業員が休みをとって、仕事は回るのでしょうか？

2位 Memorial Sloan Kettering Cancer Center

従業員満足度：4.6点(5点満点中)

ニューヨークに拠点を置く、世界最大の癌センターです。

年間20日の有給休暇に加え、病気休みと、プライベート休暇が与えられるそうです。
また、「誰も休みに対して触れないので、休みをとり易い。」とある従業員はコメントしています。

日本の一般的な企業のように、有給休暇は余っているけど使いづらいという雰囲気は一切無いようです。

1位 Amgen Inc.

従業員満足度：4.7点(5点満点中)

カルフォルニア州に本部を置く、バイオテクノロジー会社です。

5週間の有給休暇に加え、クリスマス休暇はなんと3週間も与えられるそうです。
これだけ休んでしまうと、復帰するのがきつそうですね。

 

いかがでしたでしょうか。
今日は、アメリカで有給休暇がとり易い会社ベスト10をご紹介しました。

日本では考えられないような休暇体制をとっている会社ばかりで、日本人はやっぱり働きすぎだよな〜と考えさせられました。

みなさんはどう感じられたでしょうか？

参考：Business Insider