気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回は信越化学工業【4063】の株価を分析。そして見通しを分析していきます。
信越化学工業【4063】とはどんな会社?
信越化学工業(読み方:しんえつかがくこうぎょう)は、合成樹脂や化学肥料などの化学品、また半導体シリコンおよび石英などの電子材料の製造および販売を行っています。
以下はWikipediaより引用
塩化ビニル樹脂、半導体ウエハ、シリコーン樹脂、希土類マグネットなどを主力商品とする。特に塩ビとウエハでは世界シェア首位。
近年、金川千尋会長によるトップダウン経営により急速に業績を伸ばしており、13期連続の増益を達成していた。東証1部の化学セクタに上場する企業としては唯一、TOPIX Core30に組込まれており、同セクタ内で最大の時価総額を誇る企業である。また、製品では業界内でシェアが高いものも多い。
そんな信越化学工業、社長は森俊三氏。
現在の社員数は17,892人(連結)です。
現在の株価とPERは?
現在の株価は13,405円前後です。
取引単位は100株なので、134万円程度で信越化学工業の株を所有することが可能です。
うーん、高い。高すぎです。
一つの銘柄を買うのに100万円超えはさすが高いですね。
日本株が敷居が高いといわれるのはこういった点にあると思います。
早く単元株なんてなくして全部1株単位で購入できるようにすればいいのにと思います。
信越化学工業のPER(株価収益率)は、現在17.75倍。
こちらは15倍前後なので適正ラインです。
配当利回りと株主優待は?
配当利回りは、現在1.64%です。
そこそこあるという印象です。
信越化学工業の株主優待は、ありません。
過去20年の長期のチャート
いい感じです。
上下しつつも直近でしっかり最高値を更新してきています。
ちなみに、上場来最安値は1977年の138円です。
現在との差はなんと約100倍です。
1977年に300万円投資していたら今頃3億円になっていました。
おそろしいですね。
直近1年のチャートはこちら
コロナショックで大きく下げたのですが、その後しっかり回復。
コロナ前の水準まで戻っています。
比較的回復力が強めの銘柄ですね。
信越化学工業の売上高は?
売上は1兆円を超えています。さすが日本を代表する大企業です。
キレイな右肩上がりというわけではありませんが、比較的堅調です。
わるくはありません。
信越化学工業のEPS(1株当たりの利益)の推移です。
こちらはキレイな右肩上がりです。
素晴らしいですね。
長期で株価が上昇しているのもうなずけます。
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう
こちらもキレイな右肩上がりです。
かなりいい感じですね。
ROE(株主資本利益率)は?
最後に、ROE(株主資本利益率)は直近11.84%。
合格ラインの10%をしっかり超えています。
優秀ですね。
最後に、流動比率は4.82倍。
こちらは1倍を超えているので問題ありません。
信越化学工業の今後をまとめると
いい感じです。
各数字の伸びがしっかりで、ROEも好調です。
優良銘柄ですね。
個人的にも気になります。
気になる方は四季報などで詳細をチェックしてみて下さい。
【ちょこっと宣伝】追記 今井バフェット、株を1,200万円分買いました。
今回のコロナショックで多くの銘柄が下げました。
2017年11月から投資ブログをピタッと止めていた私。
それは他ならぬ「株価が高水準だった」からです。
そして今回の下落。
優良銘柄が適切な評価をされておらず、「お宝がザクザク」しています。
紛れもなく10年に一度のチャンスです。
そんな中、私も投資を再び再開しました。
貯金1,400万円のうち、ある一つの日本株に1,200万円以上を投資しました。
※2020年6月に入ってからも追加でどんどん買い増しています。
多くのお宝銘柄の中で、さらに埋もれている「これはものすごい!」と感じた銘柄があったからです。
これまで何百と日本株を分析した私が、身銭を切って投資しました。
バフェットはこう言いました。
「賢い人たちは、チャンスが訪れたときに大きく賭けます。オッズが有利なときは大きく賭けるのです。
しかし、そうでないときは賭けません。ただそれだけです。」
今回のコロナショックで資産の80%以上を投じた銘柄とは?
今井バフェットが何に勝負をかけたのか?
理由とともに売買履歴や今後の売買戦略なども詳細に述べています(適宜更新予定です)
もし気になる方はコチラを見て下さい。
ちなみに有料ですが、途中まではタダで読めます。
(追記:すでにお買い上げ頂いた方ありがとうございました。)