
こんにちは。今井バフェットです。
気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回はNTN(6472)の株価を分析。そして見通しを分析していきます。
NTN(6472)とはどんな会社?
NTNはベアリング(軸受)および工業機械部品を製造しています。
主な製品にはOA(オフィスオートメーション)機器用軸受、自動車用エンジン、ドライントレイン、サスペンション、トランスミッション部の軸受、ハブやジョイント、クラッチ関連品、精密機器などを含みます。
同社は国内および海外に販売ネットワークを持っています。
以下はWikipediaより引用
日本精工、ジェイテクトとともに、日本の軸受製造業界大手3社の一角を占める。
世界シェア4位のベアリングメーカー。自動車用等速ジョイントは世界シェア2位、アクスルユニットは世界トップ。等速ジョイントや精密機器を主力製品とする。
海外従業員の比率、海外売上高ともに60%を超える。新興国では中国・インド・ブラジルに注目している。生産能力の増強を計画しており、現地・現物・現人の考えのもと、現地の材料や設備を使って強化していきたい考え。中国では6拠点で軸受、等速ジョイントを生産する。
ちなみに読み方は「エヌティエヌ」です。
そんなNTN(6472)、現在の社員数は25,515人です。
現在の株価とPERは?
現在の株価は364円前後です。
取引単位は100株なので、5万円以下でNTN(6472)の株を所有することが可能です。
いいですね!お手軽に買える銘柄です。
そして、NTN(6472)のPER(株価収益率)は、9.6倍です。
10倍を割っているのでこちらも割安です。
配当利回りと株主優待は?
配当利回りは、3.43%です。
いいですね。高配当銘柄です。
そして、NTN(6472)の株主優待はありません。
過去の長期のチャート
方向感ないですね。
2007年に一度ピークを迎え、そのあと大きく下げています。
直近1年のチャートはこちら
軟調ですね。
じわじわ下げて、2018年の10月にしっかり下げてしまっています。
NTN(6472)の売上高は?
比較的堅調ですね。
悪くはないです。
NTN(6472)のEPS(1株当たりの利益)の推移です
よくないですね。
マイナスの年度もありますし、方向感がありません。
長期投資の理想とするEPSはキレイな右肩上がりです。
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう
こちらはそこそこ堅調です。
わるくはありません。
ROE(株主資本利益率)の推移はこちら
ROE(株主資本利益率)は直近8.44%です。
合格ラインの10%には達していません。
過去を見てもあまり高いとは言えない状況が続いています。
流動比率は1.45倍です。
こちらは1倍を超えているので問題ありません。
NTN(6472)の今後をまとめると
うーん、そんなに良くはなかったです。
投資したいと思える「キラリとひかるもの」を見つけることができませんでした。
日本株には隠れた優良銘柄が他にたくさんあります。
次、行きましょう。