
気になる日本株を予想・分析するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回はNTT(9432)の株価を分析。そして見通しを分析していきます。
NTT(9432)とはどんな会社?
NTT(日本電信電話)は通信サービス会社です。
電話・電信をはじめ、回線リース、データ通信、通信端末機器の販売および関連サービスを提供しています。
日本国内での市内、および長距離電話サービスに従事しています。
泣く子もだまるNTTです。日本電信電話と言われるよりもNTTの方がピンと来ますね。
民営化される前は日本電信電話公社という名前(略称は電電公社)でした。
そんなNTT(9432)、現在の社員数は連結で274,850人です。
まさしく日本を代表する大企業です。
現在の株価とPERは?
現在の株価は4,577円前後です。
取引単位は100株なので、45万円前後でNTT(9432)の株を所有することが可能です。
うーん、一つの銘柄に45万円はちょっと高いですね。
これでは気軽に買えません。
そして、NTT(9432)のPER(株価収益率)は、現在10.04倍です。
10倍前後なので、かなり割安の部類です。
低PERです。いいですね。
配当利回りと株主優待は?
配当利回りは、3.5%です。
いいですね。
日本株の中では高配当銘柄といえます。
そして、NTTの株主優待はありません。
過去の長期チャート
過去20年を見ると2,000年から大きく下げ停滞し、直近すこしずつ上昇しているといった感じです。
ちなみに直近1年のチャートはこちら
NTT(9432)の売上高は?
おもった以上に(失礼?)、右肩上がりです。
わるくありません。
NTT(9432)のEPS(1株当たりの利益)の推移です
いいですね。しっかり上昇しています。
右肩上がりです。
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう
こちらもしっかり右肩上がりです。
BPSが右肩上がりということは株主の価値をしっかり上げてきているということです。
いいですね!
ROE(株主資本利益率)の推移はこちら
ROE(株主資本利益率)は直近9.81%です。
ほぼ合格ライン上です。
いい感じです。これはいい意味で意外でした。
流動比率は1.27倍。
こちらは1倍を超えているので問題ないです。
NTT(9432)の今後をまとめると
「NTTなんて旧態依然とした企業、どうせ大したことないんでしょ?」
そう高を括っていましたが、実際見てみるとかなり良かったです。
低ROEで、高配当。
そして、各数字の伸びもかなりいいです。
ROEもほぼ合格ラインの10%です。
けっこう個人的にも気になる銘柄です。
気になる方は四季報などで詳細調べてみて下さい。