気になる日本株を予想・分析するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回はNTT(9432)の株価を分析。そして見通しを分析していきます。
NTT(9432)とはどんな会社?
NTT(日本電信電話)は通信サービス会社です。
電話・電信をはじめ、回線リース、データ通信、通信端末機器の販売および関連サービスを提供しています。
日本国内での市内、および長距離電話サービスに従事しています。
泣く子もだまるNTTです。日本電信電話と言われるよりもNTTの方がピンと来ますね。
民営化される前は日本電信電話公社という名前(略称は電電公社)でした。
そんなNTT(9432)、現在の社員数は連結で274,850人です。
まさしく日本を代表する大企業です。
現在の株価とPERは?
現在の株価は2,644円前後です。
取引単位は100株なので、26万円前後でNTT(9432)の株を所有することが可能です。
うーん、一つの銘柄に26万円はちょっと高いですね。
これでは気軽に買えません。
そして、NTT(9432)のPER(株価収益率)は、現在11.43倍です。
10倍前後なので、割安の部類です。
低PERです。いいですね。
配当利回りと株主優待は?
配当利回りは、3.78%です。
いいですね。
日本株の中では高配当銘柄といえます。
そして、NTTの株主優待はありません。
過去の長期チャート
過去20年を見ると1989年のバブル期がピークでした。
そこから下げ、2,000年にかけて大きな山をつくり、停滞後2013年からすこしずつ上昇しているといった感じです。
長期投資家があまり報われていませんね。
ちなみに直近1年のチャートはこちら
コロナショックで大きく下落。
その後は少し反発して停滞しています。
下落前の水準まではまだ戻りきれていません。
NTT(9432)の売上高は?
おもった以上に(失礼?)、右肩上がりです。
わるくありません。
NTT(9432)のEPS(1株当たりの利益)の推移です
いいですね。しっかり上昇しています。
右肩上がりです。
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう
こちらもしっかり右肩上がりです。
BPSが右肩上がりということは株主の価値をしっかり上げてきているということです。
いいですね!
ROE(株主資本利益率)の推移はこちら
ROE(株主資本利益率)は直近9.28%です。
ほぼ合格ライン上です。
いい感じです。これはいい意味で意外でした。
流動比率は1.01倍。
こちらは1倍を超えているので問題ないです。
NTT(9432)の今後をまとめると
「NTTなんて旧態依然とした企業、どうせ大したことないんでしょ?」
そう高を括っていましたが、実際見てみるとかなり良かったです。
低PERで、高配当。
そして、各数字の伸びもかなりいいです。
ROEもほぼ合格ラインの10%です。
けっこう個人的にも気になる銘柄です。
気になる方は四季報などで詳細調べてみて下さい。
【ちょこっと宣伝】追記 今井バフェット、株を1,200万円分買いました。
今回のコロナショックで多くの銘柄が下げました。
2017年11月から投資ブログをピタッと止めていた私。
それは他ならぬ「株価が高水準だった」からです。
そして今回の下落。
優良銘柄が適切な評価をされておらず、「お宝がザクザク」しています。
紛れもなく10年に一度のチャンスです。
そんな中、私も投資を再び再開しました。
貯金1,400万円のうち、ある一つの日本株に1,200万円以上を投資しました。
※2020年6月に入ってからも追加でどんどん買い増しています。
多くのお宝銘柄の中で、さらに埋もれている「これはものすごい!」と感じた銘柄があったからです。
これまで何百と日本株を分析した私が、身銭を切って投資しました。
バフェットはこう言いました。
「賢い人たちは、チャンスが訪れたときに大きく賭けます。オッズが有利なときは大きく賭けるのです。
しかし、そうでないときは賭けません。ただそれだけです。」
今回のコロナショックで資産の80%以上を投じた銘柄とは?
今井バフェットが何に勝負をかけたのか?
理由とともに売買履歴や今後の売買戦略なども詳細に述べています(適宜更新予定です)
もし気になる方はコチラを見て下さい。
ちなみに有料ですが、途中まではタダで読めます。
(追記:すでにお買い上げ頂いた方ありがとうございました。)