気になる銘柄を分析し、ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
では、本日も早速分析していきましょう。
こういった流れで説明していきます。
最後までしっかりご覧いただけると幸いです。
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1. 会社の説明
2. 株価、利回り、PERなど
3. チャート
-長期チャート
-短期チャート
4. 売上高
5. EPS(1株あたりの利益) →とくに大事
6. BPS(1株あたりの純資産)→とくに大事
7. ROE(自己資本利益率) →とくに大事
8. まとめ
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では、まず三菱UFJフィナンシャル・グループについて説明していきます。
1 三菱UFJフィナンシャル・グループについて
(1)国内最大の民間金融グループ
三菱UFJフィナンシャル・グループは、国内最大の民間金融グループ。
三菱UFJ銀行(旧三菱東京UFJ銀行、前身は三菱、東京、三和、東海)が核です。
さらに信託(三菱UFJ信託)、証券(auカブドットコム証券など)、
カード(ニコスなど)、リース、消費者金融(アコム)も手がけています。
(2)国際展開もすごい
国際展開は邦銀随一です。
米モルガン・スタンレーは持分法適用会社。
米ユニオンバンク、タイ・アユタヤ銀行、インドネシア・バンクダナモンは子会社。
さらに米・アジアの銀行や資産運用管理会社などM&Aに意欲。
(3)時価総額85,797億円
そして、時価総額は85797億円です。
時価総額ランクだと、Sランクです。
日本の上場企業でもトップランクです。
2. 株価、利回り、PERなど
では、次に、株価や配当利回りを見ていきましょう。
・株価 631円
株価は631円です。
100株単位で売買できるので、63,100円から投資をすることが可能です。
いいですね。10万円以下で購入できる銘柄です。これなら初心者でも気軽に購入することができます。
・PER(株価収益率)10.09倍
次に、PER。株価収益率ですね。
こちらは10.09倍です。
いいですね。どちらかといえば割安の水準です。
・配当利回り 4.27%
そして、配当利回り。
こちらは4.27%です。
いいですね!
4%を超えています。高配当銘柄です。
3. チャートについて
次に、チャートを分析していきましょう。
あまり深入りせずザックリと説明していきます。
まずは長期チャートです。
日本信託銀行株式会社、三菱信託銀行株式会社と共同で株式移転したのが2001年なのでそこからのデータです。
見ると、2006年の1,800円の高値から大きく下げ、安値327円をつけその後は少し回復しました。
ただ、長期で見ると、長期投資がまったく報われていませんね。
次に、短期チャートを見ていきましょう。
過去1年間のチャートです。
こちらは一転、キレイな上昇トレンドを描いています。
とくに2020年11月にGCを形成してからの伸びがすごいですね。
4月に押し目をつけてさらにしっかり伸びようとしています。
テクニカル的には3月につけた高値を超えられるかがポイントです。
4. 売上高について
では、売上高見ていきましょう!
ちなみに、三菱UFJフィナンシャル・グループの決算月は3月となっています。
直近は落ちましたが、それまでは悪くはありません。
ゆっくりですが、着々と売上を上げています。
5. EPS(1株あたりの利益)について
次に、EPSを見ていきましょう。EPSとは1株あたりの利益のことです。
単年度でみるというより、過去数年にわたってチェックします。
そして、過去数年でしっかり右肩上がりでEPSが上昇していれば、利益を伸ばしているということです。
それは優秀な企業と評価できます。
一方、EPSが右肩下がりとなったり、デコボコしていれば要注意です。
長期投資としてそういった会社を検討するべきではありません。
では、見ていきましょう!
うーん、よくありませんね。
2018年をピークにパッとしません。
利益を伸ばすのに苦労している状態ということがわかります。
6. BPS(1株あたりの純資産)について
次は、BPSです。
BPSとは、1株あたりの純資産のことです。純資産とは、会社の価値のこと。
つまり、BPSは1株の価値そのものを表します。
では、見ていきましょう。
こちらはいいですね。
しっかりとBPSを伸ばせています。
ちなみに、この期間の年平均成長率(CAGR)は、3.13%です。
つまり、年間3.13%ずつこの会社は成長し続けているということです。
7. ROE(自己資本利益率)について
では、ROEについて。
ROEとは、自己資本利益率のことです。
「会社の自己資本をつかってどれだけの利益を出すことができるか?」という数字です。
ROEは、先程のEPSとBPSでも求めることができます。
ROE = EPS / BPS です。
一般的に10%を超えていれば合格ラインとします。
つまり10億円の元手(純資産)で1億円を稼ぎだせればROE10%なので合格です。
そして、10%を毎年しっかり超えているような企業が我々長期投資家が検討するに値する優良企業です。
見ていきましょう。
まあ、低いですね。
銀行はどこもこんなものなのでそこまで期待していませんでした。
ちなみに自己資本比率は4.7%です。
銀行は預金者からのお金がたくさん入ってしまうのでどうしても自己資本が低くなってしまいます。
8. まとめ
では、三菱UFJフィナンシャル・グループを総合的にまとめましょう!
・高配当は魅力
高配当は魅力です。
国内ナンバーワンの金融機関に投資しつづければ毎年4%を超える配当がもらえます。
三菱UFJに預金するよりよっぽどいいかもしれません。
さらに、現在株価がしっかり反発しており勢いのある会社です。
・数字はそこまで良くない
ただ、数字はそこまで良くなかったです。
BPSはしっかり伸びているのですが、利益を伸ばすのに苦労しています。
気になった方はぜひIRなどもチェックして検討を行って下さい。
【ちょこっと宣伝】追記 今井バフェット、株を2,140万円分買いました。
今回のコロナショックで多くの銘柄が下げました。
2017年11月から投資ブログをピタッと止めていた私。
それは他ならぬ「株価が高水準だった」からです。
そして今回の下落。
優良銘柄が適切な評価をされておらず、「お宝がザクザク」しています。
紛れもなく10年に一度のチャンスです。
そんな中、私も投資を再び再開しました。
貯金1,400万円のうち、ある一つの日本株に1,200万円以上を投資しました。
※2021年4月現在も割安な状態は続き、今もどんどん買い増しをしています。
多くのお宝銘柄の中で、さらに埋もれている「これはものすごい!」と感じた銘柄があったからです。
これまで何百と日本株を分析した私が、身銭を切って投資しました。
バフェットはこう言いました。
「賢い人たちは、チャンスが訪れたときに大きく賭けます。オッズが有利なときは大きく賭けるのです。
しかし、そうでないときは賭けません。ただそれだけです。」
今回のコロナショックで資産の90%以上を投じた銘柄とは?
今井バフェットが何に勝負をかけたのか?
理由とともに売買履歴や今後の売買戦略なども詳細に述べています(適宜更新予定です)
もし気になる方はコチラを見て下さい。
ちなみに有料ですが、途中まではタダで読めます。