サラリーマンの投資ブログ「ジョージ・ソロス氏の再帰性理論を目の当たりにした話」
- 2017/2/13
- 資産運用
おはようございます。
ミスターワタナベです。
久しぶりの投稿となりましたが、今日もみなさんと一緒に先週の株価とトレード結果を振り返ってみていきたいと思います。
どうして3週間もブログを書かなかったのか?
前回ブログを更新したのが1/23ですから、3週間ブログを更新しなかったことになります。
その理由は、株を全くトレードしなかったから。
前回の記事でも書いたように、トランプ米大統領のコメントをきっかけに1月後半から円がドルに対して大きく上昇しました。
この円高の影響を受けて、輸出関連株を中心に株価は大きく下落しました。
下落はチャンス
私は輸出関連株を多く所有していたため、一時は含み損が10万円を超えるほどに膨らみました。
しかし、私が所有する株はどれも高配当株ばかりです。
株価が下がれば下がるほど、配当利回りも増えるわけですから、大きく下げた銘柄を買い増そうとそのタイミングをうかがっていたのです。
トランプ氏の発言でチャートが一転
しかし、先週の木曜日にトランプ氏が「向こう数週間以内に、税に関する驚異的な計画を公表する」とコメントし、それによって、ドル円が一時は113円代まで上昇しました。(出処:ロイター)
これに影響を受け、金曜日の株価は大反発。
日経平均で一気に400円以上回復しました。
本当にトランプのマーケットを動かす力はすごいものがあると、少し脅威を感じます。
ただ、こうなると、あの下がっていたタイミングでもっと株を買い増しておけばよかったと後悔が残ります。
三菱自動車を売り、パナソニックを購入
とはいえ、それでも先週は地味にいくつかトレードを行ないました。
まず、先月から保有していた三菱自動車の株を681円で売却しました。
購入価格は560円だったので、約1万2千円の利益です。
一方で、パナソニックを100株購入しました。
パナソニックは金曜日の上げで、早くも3,000円以上の利益となっています。
今週のポイントは?
先週末に、トランプ大統領と安倍首相の会談がありました。
一部報道では、「日米経済関係強化で一致」と前向きな報道がされていますが、その影響がどう出るかが今週のポイントです。
報道通りのとらえ方をするのであれば、日本株は輸出関連銘柄を中心に上げるはずですが・・・。
先週の気になった銘柄「村田製作所」
先週の気になった銘柄は村田製作所です。
かつて保有していましたが、短期で利確売りしてしまいました。
どうして、気になったかというと、先々週の決算発表直後に、その結果に反して10%近く暴落したのです。
決算発表の結果や近年の各指標の伸びからしても、明らかに不可解な暴落に、「これを今買えば、絶対戻るんじやないかなぁ。」と思っていました。
しかし、100株150万円程の価格に手が出せず、その後の動きを見守ることにしました。
すると、やはりその後株価は回復し、金曜日の終値は15,960円。
あの時資金が手元にあれば、今頃10万円以上の利益を得ることが出来ていました。
今井バフェットさんも常日頃から言っているように、やっぱりできる限りの節約をして、より多くのお金を投資に回せるようにしないとなぁと思わされた出来事でした。
まあ、株の世界に”もしも”はありません。
次のチャンスを狙っていきたいと思います。
“ヘッジファンド界のスーパースター”、ジョージ・ソロス氏の有名な運用哲学に「再帰性理論」というものがあります。
「市場は常にある方向に偏っている→誤った現象がその後の市場の再帰現象につながる」(出処:四季報ONLINE)
つまり、今回の村田製作所株のように、本来の動きとは違った動きをとった株価は、その後、正しい動きに戻る力が発生するということです。
みなさんも、そのような株を探してみてはいかがでしょうか。
最近気になっていること
あと、最近気になっているのが、株主優待です。
ちょっと前に株主優待券で暮らす桐谷さんが有名になりましたが、確かに色々調べてみるとかなり魅力的な株主優待を設定している企業が多いです。
少し調べて、気になる銘柄を次回ご紹介したいと思います。