気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回は日本たばこ産業(JT)【2914】の株価を分析。そして見通しを分析していきます。
日本たばこ産業(JT)とはどんな会社?
日本たばこ産業(JT)は、主に紙巻たばの及びたばこ製品の製造、マーケティング、販売を国際的に行っています。
また医薬事業、食品事業も展開しています。
以下はWikipediaより引用
旧・日本専売公社から1985年(昭和60年)4月1日に業務を承継している。特別法「日本たばこ産業株式会社法」による特殊会社で、根拠法には、全株式のうち3分の1以上の株式は日本国政府(財務省)が保有しなければならないと法律で規定されている。
たばこ事業法により、国産葉タバコの全量買取契約が義務づけられる一方、煙草製造の独占を認められている。したがって国内で唯一、業としてたばこの製造を行っており販売シェアは約60%である。他に、医療器具や医科向け医薬品、加工食品や清涼飲料水などの製造も手がける。売上高の76.9%が煙草である(2010年実績。うち国内分は31.1%)。
2012年には主力マイルドセブンをメビウスに名称変更しています。(知らなかった。。)
https://matome.naver.jp/odai/2134440789365407401
どうやらタバコの名称に「マイルド」とつけることに対して業界がネガティブになっているからなんですね。
EU域内では、「マイルド」「ライト」のような形容をつけたタバコの販売を禁じているそうです。
現在の社員数は61,975人(連結)です。
すごいですね。
これだけJT、つまりタバコという産業に関わっている人がいるんですね!
現在の株価は?
現在の株価は2,149円前後です。
取引単位は100株なので、21万円程度で日本たばこ産業(JT)の株を所有することが可能です。
一つの銘柄で20万円超えは結構高いですね。
特に投資初心者にとっては敷居が高く、気軽に買えないです。
日本たばこ産業(JT)のPER(株価収益率)は、現在10.96倍です。
15倍以下なので割安ですね。
配当利回りは、7.16%です。
こちらはトップクラスの高配当といえます。
すごいですね!
高配当銘柄大好きです。
株主優待は、ありません。
JTの過去の長期チャート
2007年に高値をつけ、その後はリーマンショックで急落。
しかしその後再び上昇し、当時の高値を超え、5,000円に迫りました。
しかし、2015年から再び下落し、その後はズルズルと下げ続けています。
3度目の高値トライがあるのか興味深いチャートですね。
ちなみに直近1年のチャートはこちら
こちらは下げトレンド。
コロナが顕在化する前の去年の12月をピークにズルズルと下げ続けています。
そしてコロナショックで急落。
一時は2,000円を割りましたが、その後他の日本株と同様しっかりと回復しています。
日本たばこ産業(JT)の売上高は?
うーん、方向感がありません。
ただ、売上高が2兆円を超えているのはさすがJTですね。
日本たばこ産業(JT)のEPS(1株当たりの利益)の推移です
こちらはFY2015から徐々に下げてきてしまっています。
良くないですね。
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう。
うーん、方向感がありません。
微妙ですね。
ROEの推移はこちら
最後に、ROE(株主資本利益率)は直近13.05%。
これは高ROEです。
日本の大企業は1ケタ台の中、このROEというのはかなり優秀な経営ができている証拠です。
この数字の高さだけでも十分注目に値します。
最後に、流動比率は1.28倍。
こちらは1倍を超えているので問題ありません。
日本たばこ産業(JT)の今後をまとめると
PERは比較的割安で、超高配当で高ROEです。
悪くはない銘柄です。意外とお宝銘柄かもしれません。
現在大きく下げておりありえないくらい高い配当利回りとなっています。
個人的にもチェックしてみる銘柄の一つです。
【ちょこっと宣伝】追記 今井バフェット、人生最大の1,200万円分株を買いました。
今回のコロナショック、多くの銘柄が下げています。
2017年11月から投資ブログをピタッと止めていた私。
それは他ならぬ「株価が高水準だった」からです。
そして今回の下落。
優良銘柄が適切な評価をされておらず、「お宝がザクザク」しています。
紛れもなく10年に一度のチャンスです。
そんな中、私も投資を再び再開しました。
貯金1,400万円のうち、「ある一つの日本株」に1,200万円以上を投資しました。
多くのお宝銘柄の中で、さらに埋もれている「これはものすごい!」と感じた銘柄があったからです。
これまで何百と日本株を分析した私が、身銭を切って投資しました。
バフェットはこう言いました。
「賢い人たちは、チャンスが訪れたときに大きく賭けます。オッズが有利なときは大きく賭けるのです。
しかし、そうでないときは賭けません。ただそれだけです。」
今回のコロナショックで資産の80%以上を投じた銘柄とは?
今井バフェットが何に勝負をかけたのか?
理由とともに売買履歴や今後の売買戦略なども詳細に述べています(適宜更新予定です)
もし気になる方はコチラを見て下さい。
ちなみに有料ですが、途中まではタダで読めます。