「歴史嫌い」だった私を「歴史好き」に変えた本7選
- 2017/5/20
- ビジネス
最近、歴史の勉強にはまっているので、今日はそれに関して書いてみます。
私は、学生時代5教科で歴史が最も嫌いでした。
というのも、試験で試されることがただの暗記で、何の意味もないと感じたためです。
しかし、「投資4つの黄金則」という本では、4つの柱が、理論、歴史、心理、ビジネスとなっているくらい、実は歴史は投資でも非常に大事なのです。(例えばバブルというのは何度も繰り返されている)
世界史、日本史というのも学んでいくと、歴史にはやはり「なぜ?」があり、それを知ることはとても面白いです。
そこで今日は、私がおすすめする歴史を学べる本をいくつか紹介したいと思います。
金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本【改訂版】 原始・古代史 (東進ブックス 大学受験 名人の授業)
通史で日本史を学ぶなら、金谷の日本史がオススメです。
基本的に通史は高校レベルまでは圧倒的に大学受験の参考書が良いと思います。
理由は、安くて質が高いから。(マーケットが大きいので)
ちなみに、これで通訳案内士の日本史の試験の対策もそれなりにできます。
まずはここから読んでみてはいかがでしょうか。
それ以外では、いっきに学び直す日本史がオススメです。
これは佐藤優さんもオススメしている本です。
世界史の通史ですと、定番は、マクニールの世界史 上下です。
ただこれ、ヨーロッパの下にアフリカがあることをつい最近まで知らなかった私には、なかなかハードでした。
流し読みして何度も読んでいくくらいがいいかもしれません。
世界史は、文明(文字が発明されてから)今までの、紀元前30世紀、紀元後20世紀の5000年について学ぶことになると思うのですが、他には、この本はとても分厚いですが読みやすいです。
あと、やはり歴史好きな人が書いた本は面白いので、出口さんの仕事に効く 教養としての「世界史」。
私の歴史への興味は、通訳案内士取りたい⇒中堅私立レベルの日本史知識必要⇒日本史の通史を効率よく学ぶから始まりましたが、もう一つは本の影響が大きいです。
文庫 銃・病原菌・鉄 (上) 1万3000年にわたる人類史の謎 (草思社文庫)
先ほども書きましたが、歴史は、丸暗記は今も本当に無駄だと思っていて、その理由としては、過去の結果を知る今の人たちが、2007年にサブプライムローンが起きましたとか、1945年に日本は敗戦しましたとか、それを覚えることに何の意味も無いと思うのです。
一方で、なぜ、当時に人たちは戦争してしまったのか?(アメリカと国力の差があるのは分かっていたのに)。
なぜ、あそこまでやってしまったのか?(もうちょっと手前で敗戦は明確だった)を当時の人を考えながら自分なりに考えて意見を持つことは非常に重要だと思うのです。
個人的には金融投資が好きなので、サブプライムの件は過去からの学びが多いです。
そういう、知的好奇心、歴史への興味を刺激してくれるという意味では、「銃・病原菌・鉄」は最高に面白いです。
産業革命についてというような感じでテーマがある場合は、「山川のリブレットのシリーズ」も面白いです。
いかがでしたでしょうか。
是非どれか1冊でも手に取ってみて下さい。
歴史の面白さが少しでも皆さんに伝われば嬉しいです。
ただ、ここまで本を紹介しておきながら言うのもなんですが、やはり一番の学びは、そのテーマが好きな人に教えてもらうことなんですよね~(笑)